↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
31/52

幕間

「ガチャを……引くべきですか」

「いや、好きにしろよ」


 新名あかりはスマートフォンを握りしめたまま、机の上に突っ伏した。隣の席の二ノ宮は、だるそうに新名を眺めている。


「ノワーレ起きたぁ……なんだよ戦闘ないとか言って、ほぼノベルゲーとか言うて、実質音ゲーじゃんここ!」

「おまえ、音ゲーだけは得意だろ」

「得意だけどお……涙で譜面が見えねえよ……サブミッションいれたらずっと音ゲーのターン! じゃんかぁ」

「フルコンボいけたろ?」

「いけたよぉ! BPM遅くて大変だったよお!」

「ここ音ゲークリアできないと次のストーリー読めない鬼畜仕様だからな」

「うわー音ゲー得意で助かった。え、てかさ、イライヤが言ってた十年前のやつって、もしかしてチュートリアル?」

「気づくのおっそ。チュートリアルの、負傷者を海から引き上げろ、のところだろ、どう考えても」

「じゃあ、騎士と歌唱者と協力して災厄獣を撃破せよ、は?」

「ジャッドとキリエリ」

「やっぱそうかぁー! うっわ私助けてたじゃんイライヤ! ムービーで走り回ってたの若ローランか!」

「そうそう。ちなみにあのチュートリアル、ノーミスなら勝てるぞ」

「マジで?! えっ勝ったの?!」

「サブ垢で鬼周回して四〇〇回目くらいで勝った」

「ストーリー変わる?」

「ネタバレなので言いませーん」

「うわーうるせー! やり込み勢め! いいもん私はガチャ引くもん」

「それなら主人公とカジャカ用の強化しろって。お前ノワーレ以外の近接キャラ下手くそだろ。強化アイテムガチャの方がいいって」

「うわーんうるせー!」


 スマートフォンの画面では、ローランと眠るカジャカのスチルが大写しになっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。