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『菊理姫様!お導きを!』〜定時で帰りたい領主は、今日も魔法犯罪に追われます〜  作者: ぽんぬ


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第七十七話 性癖カルテット

毎日、朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。

平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。

土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。



※このエピソードは下ネタが入ります。

苦手な人は飛ばしてください。



ネトネトとしてそれが私の足を掴む。

「ヒィ!」小娘では、ないが悲鳴が出る。

ヒロが、ナイフで舌を切り落とす。


しかし、舌の攻撃は止まらない。


夜刀は器用に舌を我々に向けながら、山男と戦っている。

舌の再生能力は高い。

ヒロが薙ぎ払っても薙ぎ払っても向かってくる。


私は、ヴィクターに魔力を注ぐのを集中する。

しかし、キモい。


舌は肋骨服のジャケットにターゲットを移した。

狙いは、胸らしい。

振り払いたいが、両手が使えない。


メリーさんは私が魔力を注いでいるので厚い魔力の膜が張られ夜刀の舌は届いていない。


集中せねば!


「おい!橋下健吾!お前19だろ!私は39だ!お前の母親ぐらいの年齢だぞ!」わかりやすく萎えさせればいい。


「橋下ではない!我が名は夜刀黒魔(やとあびす)!そして、(つよ)メス熟女(じゅくじょ)こそ至高!」橋下改め夜刀が叫ぶ。

嫌悪感で喉が張り付いて悲鳴も出ない。

夜刀の舌がジャケットの中に入ろうとする。


嫌や!嫌や!嫌や!


また、ヒロが舌を切る。


「お前なんも解っとらん。」ヒロが、夜刀の攻撃を切り付けながら話す。


「櫻の一番エロいところは、太ももからの尻や!普段は、ロングスカートしか履かへんが、脱いだ時の適度なむっちり加減とガーターがエロいんや!それにあの掴みやすい尻!」


「変なこと言うな!」私は、急にスリットが入ったロングスカートが恥ずかしくなってきた。

ショートパンツは履いているが、太ももは丸見えだ。


「何を言う!我が君の良いところは、その母性あふれるたわわなおっぱいだ!思いっきりかぶりつきたい!」夜刀が叫ぶ。




全身に寒気が走る。嫌悪感で吐きそうだ。


「あんたら女性の扱いが下品や!女性は花のように扱わんといけん!櫻子はんの良さは、ポニーテールにした時や!揺れる髪から時々見えるうなじが最高にええんや!」山男も叫ぶ。



なんだよこの性癖カルテット!

本人の目の前でやめてくれ!



「うるさい男どもですわ。」とメリーさんが起き上がる。


顔を見ると、先ほど欠けていた顔は、魔力が戻ったのか綺麗に修復されていた。


「ギャーギャーギャーギャー!レディを寄ってたかって品定めして、下品ですわ!」メリーさんが立ち上がる。



「特にそこの厨二病!一番可愛くないですわ!私、可愛くない物が大っ嫌いですの!」メリーさんがピシッと夜刀を指差す。


「先ほどのお返しをして差し上げますわ。」そう不敵に笑うと屋敷中から子供の笑い声が聞こえた。

こぼれ話


少年Aがゆっくりと屋敷の扉を開けようとする。


「あかんで!」甲高い声が聞こえた。


少年達があたりを見渡す。


誰もいない。


「あかん!帰れ!」もう一度あの声が聞こえる。


声の方に視線を向ける。


屋敷の窓。


一瞬だが、一つ目の不気味な顔が見えた。


「わー!!」少年たちが逃げる。


メリーさん「ありがとう。」


山男「えぇって。それより、今の伝達者はん。結界はりにこーへんの?」


メリーさん「仕事が忙しいのですって。」


山男「これも仕事ちゃうの?」


メリーさんと山男が呆れる。

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