第五十二話 梅手ラビリンス〜もうそろそろ動きましょうよ!〜
本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。
平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。
土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。
※現在2026年6月27日
6月末に大賞締め切りの応募があり、その応募条件が8万字です。
8万字以上に届きそうなので27日(土)28日(日)は二時間おき投稿にさせていただきます。
少しでもよかったらリアクションお願いします。
私たちも少し水分補給をしたら、バケットと敷物を片付けて進む。
輝夜は、ローストビーフのサンドの他にみんなで切り分けて食べるはずだったロングサイズのテリ玉サンドまで食べた。
余程、お腹が空いていたんだろう。
一気に食べてお腹壊さないかな?セーフティゾーンまでトイレ間に合うかしら?
さて、私は、かよと輝夜に再度このラビリンスの一層目の特徴を教えた。
異変を見つけたら、魔法で攻撃。
そして、角を曲がり、また異変を見つける。
戻ってもいいが、戻れない。
このラビリンスの一層目は、必ず踏破しないとリタイアできないのだ。
そのかわり、魔物は襲ってこない。
異変が魔物。
ここの一層目は、塗り壁のフロアだ。
塗り壁は、基本、襲わない。
的確に一体、一体ずつ倒せばいいだけだ。
しかし、必要以上に魔法を使い。
塗り壁にあたるように魔法を乱射すると怒った塗り壁達が、襲ってくる。
怒った塗り壁は、少し厄介だ。
取り囲まれたり、埋め込まれたり、そこで魔力を大量に使うと、どんどん塗り壁が増えて魔力切れを起こして潰されて死ぬ。
そこまで、話した。
「だから、輝夜が魔法を乱射しまかったのは、正しいよ。さすが、帝都で騎士をしていただけあるね。」
私が、褒めると「滅相もない!当たり前のことです!」と顔を真っ赤にして首を振る。
褒められ慣れてないのであろう。
だいぶフロアを進んできた。
時計を見ると12時前だ。
かよの修行のはずなのだが、輝夜の力量を試すものに変わりつつある。
もう、二層目に続く階段の途中にあるセーフティゾーンから地上でようか。
輝夜を神辺に連れて行かないといけないからな。
その旨を伝えると。
「嫌じゃ!わしは、そこの輝夜に手柄を取られて塗り壁を三体ほどしか倒してない!」かよが反発する。
「何もそんな早く佐竹を神辺に連れて行かんでもえぇやん。三日遅れも二日半遅れもそんな変わらんって」ヒロが、かよの話に同意する。
まぁ、連絡だけしておこうか。
私がスマホを取り出して、組合長となぎさに連絡しようとすると
「わぁ!領主様!それは、スマホですか!本当にラビリンスでも使えるんですねぇ!」輝夜が感嘆の声を上げる。
「持ってないの?」
「はい!連絡は、使い魔を使いますし。帝都の騎士団にいた時は、専用の鏡があったので‥。」
「使い魔だとちゃんと伝わらん時ないの?誇張したり、事づけをはっしょたり‥。」
「えぇでも、私の実家は、外宮嫌いなんです。だから、電気もいまだに引いてません。電気がないとスマホは充電できないので‥。」
すげぇ、デジタルデドックスできそうな家だな。
私が学生の頃ですら、外宮からケータイ輸入して使っていた者が殆どだったのに
一部電波が、脳を刺激するとか言ってアルミホイル巻いていた人たちは、使ってなかったな。
こぼれ話
なぎさ「騎士様が見つかったみたいです。」
丸山「どこにおったん?」
なぎさ「梅手のラビリンスです。」
丸山「え?若い女の子って聞いたけどめっちゃ戦闘狂なん?」
なぎさ「さぁ?あと、冒険者用の安い寮の手配も頼まれました。」
丸山「え?冒険者も拾ったん?」
なぎさ「さぁ?でも、女性専用の寮にと」
丸山「まさか騎士様が?」
首を傾げる二人であった。




