第四十八話 泉の広場の赤い女
本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。
平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。
土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。
その日、我々は、一泊した。
帰っても良かったのだが、かよに実践を積ませる為に浪華最大のラビリンス。
梅手ラビリンスに潜るためだ。
梅手ラビリンスは、梅手駅の地下。泉の広場が入り口だ。
昔は、本当に泉があったが、今は、綺麗な木の入り口に変わっている。
我々は、その前に来ている。
「お願い!ちゃんとするからぁ!」赤と黒の地雷系ファッション。
ツインテールに大きな赤いリボン黒のレース。
そんな服装の少女が男に縋っている。
「ちゃんとするぅ!もう!呪わないぃぃぃぃ。」
うっといねん!と男性に振り払われる。
「わあぁぁぁぁぁぁ!」少女が泣き叫ぶ。
「うぅ!ウッん!ううぅ!」その場に座り込み地団駄を踏む少女。
ミニスカートからは、今にもパンツが見えそうだ。
「うぅ‥。」大人しくなった。
「うぅーわーーー!」そして、大号泣。
とっそこで、バッチと私たちと目があった。
「うぅ、うう。」泣きながら少女が私たちの方にくる。
さっとかよが私の後ろに隠れる。
「ラビリンス。潜りたいの?」少女改、泉の広場の赤い服の女。
マキちゃんが話しかけてきた。
彼女は、ここのラビリンスの管理人だ。
「あぁ。中層まで。」短く話す。
「今日は、翔太郎いないの?」マキちゃんがまた泣く。
「最近、豊富さん来てないのか?」
「マキがぁ!マキが、いけないのぉ!」また、誰か呪ったのであろう。
「なにしたのさ。」ヒロが聞く。
「ちょっと好きすぎるから、呪っただけなのに‥。お詫びにあいつの店(組合内の食堂)で、シャンパン入れたのにぃ!マキの所に来てくれなかった。」ボソボソと話す。
「そう!あいつ来てくれなかったの!」魔力がぶっわをマキの体内から溢れ出す。
目に白目がなくなる。
監視役の冒険者が、慌てて警報を鳴らす。
ジジジジジジ!と館内に大きな音が広がる。
「姫ぇ!」何処からか現れた。ホストがマキちゃんに話かける。
今日の生贄だ。
「姫!そんなに泣いて!どしたん?話聞こうか?」そういうと広場にあるソファーに座る。
その上に抱っこされるようにマキが座った。
「聞いてぇ!れぇん♡」マキが甘える。
れんと呼ばれたホストは、マキの口に指を当てて「その前にお仕事しちゃおう。まぁき♡」耳元で囁く。
ゾワゾワゾワと背中に寒気が走る。全身サブイボになってまう。
わかった♡と言うとマキがパチンと指を鳴らす。
木の幹からぽっかりと入り口が現れた。
機嫌がいい時に行こう。
私たちは、ラビリンスの入り口に足を踏み入れた。
こぼれ話
かよ「なぜじゃ!なぜ土産を買ってこなかったのだ!」
櫻子「たこ焼き買ってきたやろ!」
かよ「わしは、その串カツが食べたいのじゃ!」
櫻子に向かって枕を投げるかよ。
櫻子「お土産たこ焼きがいいってかよが言ったんやろ!」
かよに枕を投げ返す櫻子
ヒロ「推しグッツ鑑賞会したいからって食事をお土産のたこ焼きにしたかよがいけないと思おうで。」
ヒロの冷静な指摘にうずくまるかよ。
ダンジョンから出たら串カツだるまに行くことが決まった。




