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『菊理姫様!お導きを!』〜定時で帰りたい領主は、今日も魔法犯罪に追われます〜  作者: ぽんぬ


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第四十七話 まとまらない会議

本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。

平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。

土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。


「所詮、トカゲの尻尾切りやなぁ」大杉が深くため息をつく。

私たちの報告を聞いての感想だ。


奥州から来た者は、素人集団でその殆どが上役について知らなかった。

そもそも、奥州の出身でない者もいた。手頃な金儲けが出来ると聞いて参加した者が殆ど。


駅員に関しては、ミミちゃんといけない事したさに乗っかたらしい。

ちょっと遊んだら逃してくれると思ったけどガチでどうしようと思ったとか。


「薬で、酩酊している時にちょっとヤって、それで、帰って貰えたら良かったと思っただけです。」と警察で証言したそうな。

いや、それも犯罪だから。余罪がザックザックだったと担当刑事から話を聞いた、組合長の丸山がゲンナリしていた。


そして、廃人になった男、身分証などから「佐藤大地」と言う名前であったが、偽名、生年月日や住所も全て出鱈目。


我々は、この佐藤という男の記憶を皆に見せる。

サトリが見せた記憶の中でもあやふやなところだ。

長老のような人物に忠誠を誓っている時の場面をあらためて見る。



ーーーーーーーーー

大広間の中央に偉そうな老人達が座っている。

顔は、わからない。


頭を垂れているので、男の視界は基本畳だ。

その畳もぐにゃりと歪んでいる。

色合いもおかしい。


「昨今の魔法だの獣人だの。けしからん技術がまかり通っている。」

「そこで、戦士として汚れた土地に行ってくれないか?」

「はっ」と声が聞こえる。


とても誇らしそうなあの男の声。


そこで、映像は途切れる。


「これは、作られた。記憶かも知れませんねぇ。」三条さんが話す。

「記憶って作るんは、相当強い精神障害魔術を使うことになるで、術者もただじゃ済まんやろ。」豊富が話す。

「確かに、でも奥州は魔術師や亜人、妖怪の立場はかなり低いです。枕返しや漠が捕まっていて、使い捨てにされても何らおかしくない。」私が静かにいう。


私が、奥州の事を発言すると重いな。

しかし、事実だ。


「でも、基本妖怪は、我々の(まつりごと)に無干渉って取り決めあるじゃないですか。」冬馬さんが、条約を出してくる。

その条約を守ろうとするかしないかは、その妖怪次第だ。


「わからん事をうんうん唸ってもしゃーないやろ!今わかる事で対策をどうすべきやな。」豊富が、尤もな事を話す。


そうこう、している間に他の領地の事を聞いたり、最近のよくない噂について共有したり、そんなこんなで会議が終わった。



はて?なんか忘れてなかったっけ?


こぼれ話


梅手駅高架下

オレンジのレンガがアーチになった所から入る。

串カツのいい匂いだ。

真っ直ぐ進むと青い暖簾に「串カツ専門店」と白い文字が書かれている。

中は、もう人が満員だ。

立ち食いスタイルでみんな串カツを楽しんでる。

私は、ハイボールを二杯頼む。

一杯目を喉に流し込み全て飲み干す。

「あぁ!」思わず声が漏れ出る。

「海賊かよ。」ヒロが引く。


目の前の牛串を頬張り、またハイボールを流す。

熱々でさっくりとしたカツ。

パン粉が細かく衣は薄いのにしっかりと牛肉を包んでる。

甘くてさっぱりとしたソース。

そこに喉を潤すハイボール。

こうやって、外で飲んだのはいつぶりであろう。

私は、楽な方だが、それでも子育ては大変である。



参考

新梅田食道街 串カツ松葉総本店

立ち食いスタイルの串カツ屋です。

おいソースをしたいのなら突き出しで出てくるキャベツにソースをつけてカツにちょんちょんしてください。

目の前にあるカツは、勝手に食べていいです。

串の数でお会計します。

大阪旅行に来たら、ぜひ、寄ってみてください。

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