浪華の領主
本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。
平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。
土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。
次に水盆を動かして浪華の領主官邸に繋ぐ。
「なんや、櫻子はん!珍しいなぁ。氷晶の麗人がこんなヤクザみたいな男になんのようですか?」無駄にでかい声が執務室に響きわたる。
豊富翔太郎。浪華の領主。凍結時代は、警察官だったはずだ。
が、派手な着物にシルバーブロンドの髪。カラコン。これが、柄シャツにスーツ着ていたら、ホストだ。
「神辺で道士が現れた可能性がある。茜茜に助言を頼む。」
「茜茜ならもうそっち行ったで。なんか、どえらい五月蝿い音がそっちの方からするからって耳栓しながら行ったわ。」
「そっちの亜人にまで聴こえてるのか!」
「こっちも大変なんよ。亜人達が紀州と古都に大移動かまして、朝のラッシュが混乱するし、訳を話してくれって言っても混乱して話にならんのよ。」
我々が収める土地。西の都と呼ばれる所は亜人が多い。
元々、亜人の里が多かったのもあるが、奥州では、亜人差別がひどい。若い人はそんな事がない様子だが、老人達がやはり人間に見えないらしく獣人と言い就職先も限られるとか。
妖怪もそんな様子があり、山奥の本当に人里離れた所にいる。
今、大和は西の都が魔術師、亜人、東の都が、中立。奥州と北地が完全人間主義の者が多い。
と言うか、そう住み分けが自然となってきた感じだ。
「どこの勢力が関係しているのかわからないが、一領主の手に余るのは、確実やね。」豊富がゆっくりキセルをふかしながら話す。
「確かにそうですね。今、神辺で起こっていることは、早朝からの亜人の大量失踪。どうやら、何かに逃げている様子だ。中央の連絡と調整を豊臣さんに頼んでいいか?他各所連携などもご助言お願いする。」私が頭を下げると
「そんな畏まらんとええよ。むしろ、俺、嬉しいんや。田中しか信用せーへん、櫻子はんが、俺頼ってきたこと。綺麗な人の頼みはきかんとなぁ。」そう言いながら、目を細める。
演技掛かった物言いだな。
好きになれない。
「ところで、その子が噂の櫻子さんの後継か?えらい、可愛いなぁ。」かよを見て下世話に目を細める。
やめろ!かよをそんな目で見るな!獣め!
「紹介なら後にしてもらえないか?今は、緊急事態だ。そちらの状況もまとめてこちらと共有してほしい。」
はいはい。と言って通話を切る。
そんなこんなをしているとどうやら一人亜人が保護されたらしい。
耳を押さえて倒れていたとか。チャイナ服を着た。狐の亜人らしい。
茜茜だ。
すぐに保護するように伝えて、執務室に運んでもらえるようにした。
別の地区の領主が現れましたね。
男キャラが少ないので、入れました。
しっかり、今後出て来ますよ。




