バラバラのピース
本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。
平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。
土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。
いい機会だからかよに話す事にした。
領主がホイホイ全線に出るものでは、ないこと。基本執務室で地図や情報を確認しながら部下を動かすのが仕事ということを。
「じゃ、わしと出会った時と佐藤の事件はなんじゃったんだ!」かよが膨れる。
「かよと出会った時は、私がダンジョンの最終責任者として安全と事故の原因を見ないといけなかったから。佐藤さんの事件は成り行き。基本、私はここから出ない。」そう、きっぱりと話す。
「ここは、悪意ある者や敵意を持った者は、弾かれるし、余程のことがない限り結界が、全てのーーー。」そこで、気がついた。
なんで、気が付かなたんだ!
平和ボケしすぎたか!
ヒロを見る。ヒロも気がついたんだろう。
「櫻子!結界の要石はどうなっている?」ヒロが叫ぶ。
私が、水盆の前までいき確認すると全ての結界が正常に働いていることがわかった。
「ヒロ!研究班を呼んで音を拾って解析を!」
上野はラビリンスに向かってくれ!」
丸山は緊急クエストの用意を亜人達の保護と港での警備を」バタバタと大人たちが動き出してかよが驚く。
神辺の地図を卓上に投影する。
「山男、亜人達はどの辺にいる?」
「えぇとこの辺りや。」ラビリンスの近くの谷間に集まっているらしい。七甲山は花崗岩が多いので谷間が多い。
それに‥。
「亜人の里に帰ろうとしたのかもしれないな‥。山男は、上野たちと一緒に行って場所を教えてくれないか?」
「わかったよぉ」と言ってベランダからひょこひょこと出ていく。
「何がどうなっているのじゃ!櫻子教えろ!」かよが混乱しながら聞く。
「この領主官邸と私の自宅には、とても強い結界を張っている。悪意のある者は全て弾き返す事になっているんだ。それは、魔法でも光でも、もちろん、音でも」
「音もな?でも、楓達は?」
「そこなんよ。だから、解析をヒロに任せた。そして、そんな強い結界はすり抜けるのに盗聴防止魔法では、遮断できている。チグハグだ。」
「それは、どういうことなんじゃ?」
「それが、わからないから困っているんや。でも、わかる事が一つだけある。」私は、かよの方を見て念を押すようにいう。
「わからんうちに大将である領主は絶対動いてはならん。と言うことだ。」
ピースがバラバラすぎる。
結界をすり抜けるのは、なんでしょう?
物事が、ガンガン流れてきます。




