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アラフォー領主ですが、引退したいので伝説の姫巫女を教育します。  作者: ぽんぬ


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亜人達の行方〜その1〜

本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。

平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。

土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。


「よろしいのですか?」丸山が苦言を言うのも仕方がないが背に腹は変えられない。

「あいつの所の茜茜(シーシー)が一番対策を知っている。丸山も慣れろ。永喜王朝と一個人を。」釘をさす。

これは、丸山に限ったことではない。大和全体にある社会問題だ。


凍結時代に大和は移民政策と観光業で国力をあげようとしてた。結果は、悲惨だった。

観光地では、テーマパークと思っている。一部の外国人によるマナー違反。

移民に至っても文化の衝突がひどかった。注意してもどちらも「言葉がわからない。」で逃げ切られる。大和語を覚えようともしない。

悪質な移民や観光客が増えた。

そんな中起きたのが大永事変だ。


大和の民衆は、今や諸外国の人間に対して厳しい。

残っている移住者は基本母国を見捨てているか。大和の文化をリスペクトしてやまない者かどちらかだ。茜茜は、母国から逃れたタイプだ。


今回の事件が公になるとまたさらに鎖国ムーブは加速し、排他的風潮が広まるだろう。

様々なところで問題が起きるからやめてほしい。


そんな事を思っているとコンコンと窓を叩かれる。

見ると山男が執務室のベランダの窓を叩いているでは、ないか。


夜中以外で彼がいるのが珍しい。

この領主官邸は、長らく空き地だった。理由は、彼が山から来て庭の世話をするのが凍結時代の外宮の人々には奇妙だったから。


まぁ、彼の見た目が、頭に毛が一本もなく、一つ目で、ぶよぶよとした体は、まさに妖怪。

見た目に反して何もしないし、優しいんだけどな‥。


「もうし、櫻子はんおる?」これまた見た目に反した高い声で山男が話す。

「どしたん?今、忙しいんよ。」私が、ベランダに続く窓を開けて話す。

「ごめんって。でも、メリーはんが困ってんねん。」

「メリーさんが?」メリーさんとは、七甲山のラビリンスにある。洋館の管理人だ。

ビスクドールの彼女と山男は仲がいい。


「大勢の亜人が山に登ってきたと思うたら、苦しみ始めたんよ。おでもメリーはんもどうしていいかわからんよって。」山男が困ったように眉を下げる。

「亜人だって!」

ここにきてまた亜人の情報だ。

情報は、多いが。点すぎる。

「領主様!なみを連れてきました!」こっちもあっちもどうなっているんだ!

どこからどう事情聴取をしたらいいかわからなくて頭が爆発しかけた。


次々、問題が転がって来ますね〜。


負の連鎖です。

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