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アラフォー領主ですが、引退したいので伝説の姫巫女を教育します。  作者: ぽんぬ


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いざ!学校へ

本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。

平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。

土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。

私は、早めに乗り込んできてやった。

これから、大捕物が始まるかもしれない事を伝えながら。

該当生徒以外は、早めに帰った方がいいか尋ねられたので

「出来るのであればお願いします。」とだけ答えてみた。


ヒロ、なぎさ、私は、会議室でお茶を飲んでいる。

かよ、紅葉、竜胆もいるのでこちらは、六人なので大所帯だ。

「来ないですね。」時間がすぎている。

「電話してきますね。」木本先生が中座しかけた時に

ーーちょっと待たせるぐらいがええってーーー

ーー相手のクソ親は来ているんやろなぁーーー

ーーなんかあったらしばくけどな!はぁっ!ーーー

「じゃまするで。」と犬の刺繍が入ったロゴの黒のジャージにサングラスの男。

それに、ブリーチかけまくりの金髪ロングの女性。この人もジャージだ。どっピンクでハイビスカスをあしらった猫のキャラクターのやつを着てる。

そして、制服を着て髪を巻いてティアラをつけている子が朱里だろう。


人生楽しそうな人達だ。


「で、そこの偉そうなオバはんがそいつらの親?真面目そうに見えて子供三人もとかヤリマンかっ!」元気なジャージ男が吠える。

まぁまぁ、と木本が収める。


「申し遅れました。私、後神侯爵家当主櫻子と申します。こちらにいるのが、我が組合の解体研究部署主任の田中大夢で。こちらが、秘書の式神なぎさです。」

私たちがそれぞれ名刺を出す。

「ちょっ‥。なんや。権力で揉み消そうという事ですか?」ジャージ男が噛み付く。


金髪の母親がジャージ男に耳打ちする。

「アヤはぁ。優しいから朱里のオンスタライブ台無しにされたのが、悲しんでるんよ。」

私たちは黙って聞く。

「デェ、好きな女。悲しんでいたら、男としてなんとかしてやりたいんですわ。でも、アヤは優しいから誠心誠意謝ってくれたらぁ。それで、許すって言ってるんですわ。まぁ、俺は、許さないけどな!はっは!」うるさく話す。

そろそろ、黙らせるか。私は、すごく軽く威圧をかける。失神しない程度に。


「では、此度、人の撮影を邪魔した謝罪を致します。今後は、スマホの前を横切らないよう注意させます。」ジャージ男と朱里の顔が青ざめる。木本先生も何か感じるのか額に汗をかき始める。


母親と思しき女だけはスマホをいじっている。


「一つ、保護者としてではなく。領主としてお話してよろしいでしょうか?」私が母親を見る。


まだ、スマホをいじっている。



「そちらのお嬢さんのティアラについている魔石についてお聞かせ願いませんか?」

一瞬、母親が反応する。


「アヤ魔石ってどういう事なんや!」ジャージ男が尋ねる。

また、アヤが口元を髪の毛で隠しながら男に囁く。

「やんなぁ。これは、朱里が小遣いで買ったものだから、その辺の安モンやで。」


朱里の顔色が悪い。

朱里を見る。目があった。

それだけだった。


「あぁぁぁぁ」と朱里がこちら側に掴みかかってきたのだ。

窮鼠、猫を噛むとはこの事だろう。


朱里の制圧は一瞬だった。なぎさがすぐに体術を使い組み伏せ。

ティアラを取るとヒロに投げる。


私は、その間お茶を飲んでいた。


ヒロは、朱里の持っていたカバンに手をかける。


すかさず、母親が反応したが、私が、ハサミを突きつけ心臓をひとつきにする。


母親の体はみるみるうちにアンデット化し崩れ落ちる。

お茶がこぼれるじゃないか。もう、一口お茶を飲むと茶托に湯呑みを置く。


ジャージ男は腰を抜かしていた。

「なぁ?」「ちょっ」とか鳴いていた。



「ママぁ!ママぁ!」と朱里も驚いて泣いている。


「いつから、薬を使っていた?」朱里とジャージ男に話す。

「知らないっす。マジで、知りません。」本当に知らなそうだ。

「ママを!ママを返してよぉ!」なぎさの下で朱里が泣き喚く。


木本先生に組合に連絡してもらうように話す。

目を白黒しながら走って職員室へ行くのを見届けながら、朱里の母親だった者をみる。


ここは、ダンジョンでないので遺体となっている。死後、二週間というところか。腐敗が酷い。


私の威圧が効かない時点でなんとなく予想がついたが。


「櫻子。」ヒロがマスクと例の注射器を私に持ってきてくれた。

「やっぱり、この注射で操っていたみたいだ。あと、コレ。」、タブレットを見せてくる。



そこには、「ママ♡」と書かれ、育成ゲームのような画面が映っている。

画面には、お化けが描かれており、ライフらしき所はゼロになっている。

タップして他のページを見る。

一日のスケジュールと性格などが書かれている。


「ママは、死んでないの。ママは生きているの‥。」朱里の啜り泣く声が聞こえる。


呆然とジャージ男がその光景をみている。

「すまんかった。朱里、オレなんも気づいてなくて‥。」絞り出すような声を聞き。

朱里が恨めしそうに男を睨んだ。


かよは、紅葉と竜胆に目隠しと耳を押さえれれてる。

見なくてよかった。


同級生のこんな姿見なくてもいい。


子供が絡む犯罪はこれだから嫌だ。

もう、これは、私には手に追えないだろう。

報告書をまとめたら中央にまる投げだ。


ーーーなんで、いいタイミングでわかるんよ!自作自演で殺したのお前やろ!ーーー



広々とした体育館で怒鳴りつけられる。そんな映像が頭の中を掠める。


「もう嫌。」ポツリと声が漏れてしまった。

ヒロが背中をさする。

その温もりに甘える資格が自分にはあるのだろうか?

そんなことを思う自分自身も本当に嫌で嫌で仕方がなかった。


重いですね〜。

重いけど、罰するってこうだよなぁーと


そして、案の定櫻子が病みます。

※サングラス男がなくをあえて「鳴く」と表現しています。


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