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アラフォー領主ですが、引退したいので伝説の姫巫女を教育します。  作者: ぽんぬ


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内宮と外宮

本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。

平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。

土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。


「はっそれホンマなん?」今日の初登校の話を聞いてクックと小さくヒロが笑っている。


「笑い事ちゃうで。なんで、そんなめんどくさいもんに関わるんよ。」私は怒る。


かよが来てから食卓が賑やかだ。

今日は、肉じゃが、ほうれん草のお浸し。若竹煮。ご飯と卵を落とした野菜たっぷり味噌汁だ。

楓、紅葉、竜胆は猫に戻っており、ウエットフードを食べている。最近は、かよが料理を手伝ってくれるからありがたい。

たけのこも冒険者の奥さんがアクをとってくれたとはいえ結構煮込むことが多い。

今日は、出汁をいっぱい作った。それもメッセージで指示しておくとやってくれてるのがありがたい。


「でも、かよっち悪くないわよ。ママ上が持たせたお守りの結界が発動したって感じ。」竜胆がウニャウニャご飯を食べながら話す。


「クラスのみんなは、いい人が、多いですよ。かよさんの自己紹介もギャグと思っていたし。僕は、王子様って言われました。」紅葉もふんと胸を張る。


「私もみんなに可愛いって言われたし、ダンスも褒められた!」アゲェと竜胆が前足を出す。


「ほとんどの者が、親切で優しかったぞ。しかし、なぜ、櫻子のことを伊達先生と呼ぶ者がいるのだ?其方は、後神であろう?」かよが私を見る。


教えておくべきだったかな?もう、みんな私のことなど忘れていたいと思っていたのけど‥。



「少し、昔の話。大和に何があったか話そうか。」私は箸をおいて話す。

その間、ヒロと猫たちは黙々と食事をしていた。


少し前の大和には、魔法なんて作り物で存在しないものだった。人々の生活は科学が中心で、この大和もそのような国だった。魔物はおらず、結界も必要ない。


しかし、それは、表向きのことだ。

もっと遡ること。世界大戦で、大和は魔物も魔術師も戦争に行った。大和は、魔術師部隊と航空部隊が一丸となって、かつての同盟国のステイツ合衆国と戦った。



そして、敗れた。



ステイツ合衆国は大和の強い魔術師部隊を恐れ、一人残らず抹殺することを命じた。


しかし、それでは大和の民の殆どが死んでしまう。なぜなら、この国は魔力がないものなどいないのだ。多かれ少なかれ皆持っている。


そこで、先の帝は提案した。結界をはって上級の魔術師を閉じ込め凍結する。

魔術師の国を内宮、科学で守っている国を外宮。


大和の国は二つに別れた。


強い封印により、人々の記憶からも魔術のことは、過去のお伽話のような扱いになり、文献は皆隠された。

これが、凍結時代。魔術を閉じ込めた時代だよ。

「ここまでいい?」とかよに確認する。

こくりと頷く。


いつの間にか食事は終わり、ヒロが片付けてくれてる。


しかし、封じ込める代わりに少しの穴を作ることを条件にした。理由は、魔窟。今のダンジョンだ。

魔窟は、どうしても外宮と呼ばれる所に多く発生する。

理由は、簡単。簡単に狩れる餌。つまりは、ほどほどに魔力がある人間が多いからだ。

餌の多い所に捕食者が集まる。それは、自然の摂理だ。


大和全体が魔物によって飲み込まれたら次は大陸だ。それは、困るであろう。

ダンジョンやラビリンスの監視、および、結界の監視として。一部の者を内宮と外宮を行ききする事を承諾させた。


そうして、そんな時代が約100年続く。


その間に『伝達者』と呼ばれた内宮のことを知っている人物は、教育、防衛、医療。それぞれの所に潜入し密かに魔物を追い払ったり、治療をしていた。


「そして、私がいたところが、学校。小学校だよ。主に学校に結界を張るのと魔力が多くて魔素神経が焼けてる子に魔力の逃し方をそれとなく教えていた。魔素神経が焼けると引きこもりや発狂しやすくなるからね。木本先生は、その時の同僚なんだ。今は中学校に配置換えになったらしいね。教師がいないって嘆いていたよ。」いつの間にかヒロがお茶を入れてくれてる。


「櫻子、呼び出しがあったぞ。執務室に行った方がいい。」ヒロが私に声をかける。


「後の質問は僕の方でしておく。」ぶっきらぼうにいう。


嘘だ。


それ以上私の口から言わせないためだ。


私はわかったと言い執務室に向かう。楓もついてくる。


今日は、執務室で寝ようか。シャワー浴びて、隠してるハイボール飲んで寝よう。

今日の投稿は暗めです。


徐々に櫻子さんの過去などを話せたらなぁっと思います。

チャッピーにそう相談したら「小説家になろうの読者受けしません!」と言われました。



私は、頑固なのでそんなの無視して投稿します。


次は、夕方5時にお会いしましよう。

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