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『菊理姫様!お導きを!』〜定時で帰りたい領主は、今日も魔法犯罪に追われます〜  作者: ぽんぬ


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111/121

第百十話 簡単なお仕事ですよ?

毎日12時に投稿してます。


櫻子とヒロの出会い編スタート!

『菊理姫様!お導きを!』〜こじらせ元公爵令嬢のセフレになりました。〜

ミッドナイトノベルズでR18作品として投稿開始!


そちらは毎日23時に更新!

ハイビスカスの特徴的な館内着を着て私とヒロ、そして、豊富夫婦と一緒にスーパー銭湯の食堂でサウナ後のサ飯を堪能してる。


「「「「乾杯」」」」と飲み物を掲げてオロ酎を流し込む。


「あれ?茜茜シーシー呑まへんの?」


茜茜シーシーが酒ではなくてオロポを飲んでいる。


「そろそろ二人目欲しいネ!」そう言って豊富にすり寄る茜茜。


デレる豊富。

私は、友人夫婦の何を見せられているのだろう…。


「豊富さんは?」


「今日の凛の寝かしつけ当番わしやねん。」


「あぁ、こうやってみんな私と呑んでくれへんくなる…。」そう言いオロ酎を飲む。


「櫻も少し控えた方がええちゃう?一時期より減ったけど肝臓の数値大丈夫なん?」ヒロがチリトリ鍋を取りながら注意してきた。


「あーあー!聞こえません!」


「ところで、あんたらは結婚式の日取りどないするん?」豊富さんが話しかけてきた。


咽せる。


酒が変なところに入ったじゃないか?


ヒロをチラリと見る。


耳が少し赤い。


「いきなりなんですの。」ヒロが慌てた様子で豊富に話す。


「そうネ!櫻子達に任せているといつまでも進まないから私達で決めるネ!」茜茜がご飯をたべなら話してきた。


「人の結婚を決めやんといてよ!」私がドン!とグラスをテーブルに置く。


「じゃ、いつ結婚するんよ?その水谷みたいの今後湧くかもしれへんで。ヒロはそれでいいんかいな?」豊富さんがいつになく真剣だ。


「……それは、嫌やけど。」


「じゃ、腹括れや。」


そこにーーー。


「なんや!えらいべっぴんさんと飲んでるやん!にいちゃんら俺も混ぜてぇ。」怖いもの知らずの酔っ払いが絡んできた。


「「あぁぁ」」豊富とヒロが睨む。


失神する酔っ払い。


ご愁傷様。


しかし、この戦闘力がバクった宴によく入ろうと思ったな…。


「でも、その水谷っちゅう奴の気持ちもわかるわぁ〜」豊富がぼやいた。


「何が?」ヒロがぶっきらぼうに話す。


「ヒロ、ハーレムやん。可愛い恋人と可愛い娘。それに、可愛い狸の秘書。神辺の上層部って顔面偏差値高いわな…。」鶏肉を頬張りながら話す豊富。


「可愛い妻と可愛い娘はもういるネ!」茜茜がつっこみを入れる。


「じゃ、交換しますか?」ヒロがそんな事を言った。


そんな、一言ではじまった役割交換週間。


なんでこうなった?


「櫻子はん!今日からよろしゅう!」元気に豊富が浪華からやってきた。


「はい。よろしくお願いします。いきなりですが、これをどうぞ。」そうして、私はヒロの仕事の日程表を渡す。


「とりあえず、8時から朝礼でした。今は、8時30分なので終わっています。豊富さんは解体作業はできないので解体した素材のパーツ管理をお願いしますね。普段のヒロの仕事ではないですが、ヒロがいないのでその分、職員全員で解体しないといけないのでお願いします。それから、今日は、15時から会議なのでそちらの資料をその時間までにーーー。」


「ちょっと待ちい…。これ、ホンマに1日の仕事量なん?」


私が淡々と説明していると豊富が資料をめくりながら話てきた。


「これでも少なくしてますよ。やはり、代理では出来ない事も多いので。」


豊富の顔が引き攣った。


「何、簡単な事ですよ。午前中は解体。午後は私のサポート。夕方からは訓練。あ!本来なら朝も訓練しています。軽くですが。」


「え?櫻子はん達、毎日訓練してるん?」


「軽くですよ。事変の前みたいにはしてません。私達も年なので。」


そして、説明を続けた。


豊富の顔がどんどん青ざめる。


簡単な業務なのにどうしたんだろう?公爵家領主様なら余裕だろうに…?


さて、今日は定時で帰れるかな?

男風呂・サウナ室。


豊富「で?どないするの?」


ヒロ「正直、結婚したいで…。でも、社交とかわからんし…。侯爵の櫻に恥かかせてもあかんし。」


豊富「じゃ、社交学ぶか?秋の社交会までに。今回は、ヒロも来いや。いつまで三条さんに櫻子はんエスコートさせてんねん。」


ヒロ「でも、俺、忌守やで…。櫻があんなになって言葉使いとか努力したけどなんか…。やっぱり、忌守やって華族からしたらそう見えるんかなって。」


そこで、豊富はヒロを立ち上がらせてサウナ室から追い出す。


そして、水風呂に突き飛ばすと水魔法でヒロに水をかけはじめた。


ヒロ「何すんねん!やめろや!」


豊富「忌守だか!ヤモリだか!タモリだか!知らんが!腹括れや!そこで頭冷やせ!」


店員「他のお客様のご迷惑になりますので…。」

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