第4話 ~説明会開始~
蒼side
「では話して貰おうか、なぜあの凍湖に居たのか。」
(ここからが大事な説明のターンだ…ここで失敗したら死ぬ可能性もあるぞ…)
「はい、とりあえず僕から話させていただきます。」
「僕たちが住んでる世界には噂がありました。」
「山奥の湖は異世界に繋がっている、と」
「その理由はその山は神隠しの山と呼ばれるように人が何人も行方不明になっていたからです。」
「僕たちは転移する前の世界で冒険者をしていました。」
「そこでその山について調べてください、という依頼をされたんです。」
「そしてその山を探索してたら湖があって…中に入って水を飲もうとしたんです。」
「凍らせたり火を付けたり色々したら毒とかもなくせるし。」
「まあそれで水に入って飲むじゃないですか。」
「そうすると眠くなってきて湖の中で寝てしまったんです。」
「そして起きたら氷の湖の上にいて。」
「冒険者をしてたから野宿の方法も知ってたからあそこで食料を調達してました。」
(こんなところでどうだろうか…)
「なるほど、そういうことだったのね。」
「他の街の町長からも人がやってきたので保護した後返したという報告が来てたがこういうことだったのか。」
「え、返せるんですか?」
「ああ、町長には返すことが出来る魔道具が伝わっていてな」
「そんなものがあるんですね…。じゃあお願いします。」
「ああ、取ってくるな。」
~3分後~
「これだ。」
「じゃあお願いします。」
「じゃあ行くぞ。」
「ふう、我宝珠世界繋宝珠に命ずる、この者たちを元世に帰還させよ!」
バチッ!
「っっ!?いった…」
「大丈夫!?ひーくん!?」
「大丈夫ですか!?」
「あ、あぁ…まさかお前らを返すのを宝珠に拒否されたのか…?」
「そんなことありえるの?」
「でもそれしかありえないと思うぞ。」
「「えっと…私(僕)達はどうすれば?」」
「そうね~、仕方ないしうちの家に少しの間泊まっていきなさい。」
「凪!?」
「そうしないとこの子達が可哀想よ。」
「私達は野宿するつもりだったので全然大丈夫だったんですが、いいんですか?」
「ええ、いいのよ。部屋も余ってるし。」
「「ありがとうございます。凪さん。」」
「ええ、いいのよ。」
「でも今日はもう説明とかもして遅くなったから寝たら良いと思うわ。食材も足りないしね。」
「寝室は二階の右端の余ってる部屋を使え。」
「二人ともありがとうございます。」
「すみません、では先に寝させていただきます。おやすみなさい。」
「ああ、おやすみ。」
何とかなった…かな…?




