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暗黒の魔女  作者: kuma383
24/50

~暗黒の魔女~ 二章・オットー様の覚悟 「23.パカロン落城」

オリバーと仲間たちは魔獣を退治し、シャロンとも対峙し、ようやくのことでオーベルクへの帰路についていました。しかし、どこか様子がおかしいようです。

オリバーと仲間たちは、オーベルクに向かって歩いていました。しかし、オーベルクに近づくにつれ、人々の姿(すがた)()ってきました。



「いったい、これはどういうことだ?普通は街に近づくにつれて人通りは多くなるのに…。」



レオンが首をかしげています。近くで畑を(たがや)している二人の農夫(のうふ)は顔を見合わせ、ひそひそと小声で話をしています。アリスが声をかけました。



「そこの農夫(のうふ)、少し聞きたいことがあるのだが。」



「な、何だい?」



「うむ、()れらはレバリー方面から旅を続けてきたのだが、オーベルクに近づくにつれてどんどん人通りが()ってきているようだ。何か起こったのか?」



「おや、何もご(ぞん)じないので…?実は、パカロンの街が壊滅(かいめつ)したんですよ。」



「な、何だって!?」



横からオリバーが思わず大声を上げました。他の仲間たちも顔を真っ青にしています。



「前に(おそ)ってきた動く死体がパカロンを襲撃(しゅうげき)したらしいんですよ。女王様たちも行方不明(ゆくえふめい)らしく、今後、他国(たこく)()()んできてしまうのではないかと心配していたところです。」



仲間たちは言葉を(うしな)っています。



「…どうしたんですかい?何だか皆さん顔色(かおいろ)が悪いようですが…。」



「何でもありません。目的地(もくてきち)の一つがパカロンだったものですから。さあ、みなさん。とにかく次の目的地(もくてきち)のオーベルクに向かいましょう。それからのことはオーベルクに着いてから判断(はんだん)しましょう。さあ、さあ!」



イザベルが仲間たちをせかし、ようやく彼らはのろのろと歩き出しました。



「…ともかく、イザベルの判断(はんだん)は正しいね。ひとまずオーベルクに帰るんだ。そしてヴォルフたちの宿へ行こう。二人はいないかもしれないけれど、(ぎゃく)に残っていれば女王様やオットー様たちのことも何か知っているかもしれないしね。」



パトリックが緊張(きんちょう)したような表情で言いました。



「ああ、そうだな。みんな、オーベルクへ急ごう。急げば夕方にはオーベルクに着けそうだからな。」



オリバーの言葉に、仲間たちは足を早めました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



夕方、オリバーたちはオーベルクに到着しました。街の中はやはり騒然(そうぜん)としています。オリバーたちはまっすぐヴォルフの宿に向かいました。



「ヴォルフ!リリー!」



中にいたのはリリーだけでした。リリーはオリバーたちの顔を見た途端(とたん)、ホッと息をつきました。



「ああ、よかった…。オリバー、帰って来たんだね。」



リリーは思わず(なみだ)をこぼしました。



「ヴォルフは?どこにいるの?」



ビアンカが心配そうに聞きました。



「パカロンへ行ったよ…。女王様たちをお(むか)えにね。無事に(すく)い出してくれればいいけど…。」



リリーはしゃくり上げながら言いました。



「リリー…。」



仲間たちは心配しましたが、リリーは姿勢(しせい)を正して言いました。



「とにかく疲れただろうから、みんな休みなよ。部屋はきちんと掃除(そうじ)してあるからね。後で(わたし)も話をしに行くよ。」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



オリバーたちが部屋で休んでいると、やがてリリーが入ってきました。パトリックがリリーにたずねました。



「リリー、パカロンが陥落(かんらく)したのはいつなんだい?」



「ああ、三日前だよ。(しら)せを聞いてヴォルフはすぐに飛んで行った。馬を走らせ続ければ半日くらいでパカロンに着くから、まだあの人が帰ってきていないってことは、女王様たちがお()くなりになられたっていうことはないと思うけど…。どこかに(かく)れ場所を探しているのかもしれないね。」



「そうか…。とにかく、ご無事だといいんだが…。」



オリバーは心配そうに首を振りました。



「おい、オリバー。あたいらも助けに行かなくてもいいのか?」



マチルドがそわそわしながら言いましたが、オリバーは首を振りました。



「パカロンが壊滅(かいめつ)してからもう三日も()ったんだ。今さら行ってもきっと何もできないだろう。それならヴォルフが帰ってくるのを待って、その話を聞いてから行動した方がいい。…イザベルとビアンカ。ヴォルフが帰ってくるまではこの宿に待機(たいき)していてくれるか?」



「ええ、わかりました。いざという時に連絡(れんらく)に時間がかかってしまっては取り返しがつかなくなる可能性がありますからね。」



「リリーの宿で寝るのは初めてだけど…それも悪くないね。わかったよ、師匠(ししょう)。」



「よし、みんな。とにかく休んでいる時も武器を手元から(はな)さないようにしろ。食事の時も、寝る時もだ。」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



その夜も、翌日の日中も、街の人々がざわついているだけで、これと言った変化は何もありませんでした。しかし夜、日付(ひづけ)が間もなく変わろうとする(ころ)、一気に状況(じょうきょう)が変わりました。宿にこっそりとヴォルフが帰って来たのです。オリバーはその時リリーとパトリックとレオンと話をしていました。リリーはヴォルフを見た瞬間(しゅんかん)、大声を上げました。



「ああ、ヴォルフ!帰って来たんだね!」



しかし、ヴォルフは(あわ)ててリリーを(だま)らせました。



「しーっ!静かにしてくれ。…オリバー、大事な話がある。みんなをここに集めてくれないか?」



「ああ、わかった。でもいったい何があったんだ?」



「わけはみんなが(そろ)ってから言うよ。とにかく急いでくれ。」



「わかった。すぐにみんなを起こしてくるよ。」



(わたし)が女の子たちを起こすよ。オリバー、一緒に行こう。」



リリーもオリバーとともに二階へ上がって行きました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



すぐに仲間たちが宿の一階に下りてきました。ヨウフェイは眠気(ねむけ)を必死にこらえているような様子です。オリバーがヴォルフに言いました。



「さあ、みんな(そろ)ったぞ。そろそろ話してくれ、ヴォルフ。」



「ああ、わかった。…パカロンは壊滅(かいめつ)だ。城も焼け落ちた。俺が到着(とうちゃく)した時にはもう動死体(どうしたい)姿(すがた)をくらましていたんだが…。」



「女王様たちはご無事だったのかい?」



パトリックが心配そうに聞きました。



「ああ、女王様たちはいざという時のための地下の()(みち)を使って城の外に脱出(だっしゅつ)されていた。だが…、お城の(くず)れた天井(てんじょう)のせいで、オットー様は片目(かため)が見えなくなられてしまわれた上に、右足も動かなくなられてしまったんだ…。」



「何だって!?」



「そんな、オットー様が…。」



仲間たちは悲痛(ひつう)な声を上げました。(さら)に、ヴォルフは追い打ちをかけるように言いました。



(さら)に悪いことに、その時に天井(てんじょう)下敷(したじ)きとなって、セザール様がお()くなりになってしまわれたんだ…。」



「なっ、何だって!?」



レオンは思わず立ち上がり、ヴォルフの肩を(つか)んで()さぶりました。



「どうするんだよ!セザール様はシーガルン王国の復興(ふっこう)象徴(しょうちょう)だったんだ!シーガルン国民は希望(きぼう)(うしな)っちまうじゃねぇか!」



「おいレオン、ヴォルフを()めたってしょうがないだろー?」



マチルドの言葉に、レオンはうつむいていましたが、すぐにヴォルフに(あやま)りました。



「…すまねぇ、()(みだ)しちまって…。」



「いや、無理もないさ…。…話を戻すよ。今ヘルガ女王様とオットー様、クララ様はオーベルクの外の森に隠れていらっしゃる。そこで三人を(かくま)って差し上げようと思うんだが…、イザベル、『(かく)()』に三人を滞在(たいざい)させることは可能か?」



「ええ、もちろんです。(おそ)らくオーベルクでは『(かく)()』が(もっと)も安全な場所ですからね。」



ヴォルフは心の底からホッとしたようです。



「よかった…。オットー様は(きず)ついていらっしゃって体力の消耗(しょうもう)(はげ)しい。すぐにでも『(かく)()』にご案内(あんない)したいのだが…。」



「だが、女王様たちがいるということがわかると民衆(みんしゅう)大騒(おおさわ)ぎするだろうな…。このことを大げさにするわけにはいかないな。



よし、俺とアリスとエミリーで女王様たちをお(むか)えに行く。ヴォルフ、案内してくれ。イザベルとビアンカ、ハンスとペーターは『(かく)()』で待っていてくれ。リリーもそれについて行ってくれ。四人は今後『(かく)()』で寝泊(ねと)まりして、女王様たちを護衛(ごえい)するんだ。



後のみんなはとりあえずここに残っていてくれ。もしかしたら呼びだすかもしれないから、寝ないで待っていてくれ。パトリック、レオン、留守(るす)の間みんなをまとめておいてくれよ。」



すると、ローズがおずおずと進み出てきました。



「先生…、(わたし)も連れて行ってほしい…。」



「それはできないぞ、ローズ。馬が足りなくなるだろう?」



オリバーが言いましたが、ヴォルフが笑いました。



「大丈夫だ、女王様は馬に乗っていらっしゃる。それに俺の馬もあるしな。きっと女王様もローズに会ったらいくらか気分も落ち着かれるだろう。ローズも連れて行けよ。」



「そうか…。よし、ローズ。お前も来るんだ。」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ヴォルフの案内(あんない)で、オリバーたちは目立たないよう静かに馬を歩かせました。川に()かる大きな橋を渡り、やがて彼らは街の外へと出ました。そしてヴォルフは馬を森の中へと進ませました。



果たして、森の奥の方に三人の人影(ひとかげ)と、一頭の馬の(かげ)が見えました。オリバーは思わずエドゥアルトから飛び降りると、そちらの方へ駆け寄りました。



「ヘルガ女王様!オットー様!クララ様!」



「ローゼンハイン殿!」



三人はオリバーの姿(すがた)を見てホッと息をつかれました。見ると、オットー様は顔の半分に包帯(ほうたい)を巻かれています。クララ様の顔にもたくさんの傷跡(きずあと)が見えます。



「オットー様、お怪我(けが)の方が…。」



「うむ…まったく不覚(ふかく)であったよ。」



オットー様は力のない笑顔を見せられています。



「ともかく、オットー様には応急手当(おうきゅうてあて)しか(ほどこ)して差し上げることができておりません。一刻(いっこく)も早く治療(ちりょう)(ほどこ)して差し上げなければなりません。」



クララ様が(きび)しい表情でおっしゃいました。



「わかりました。すぐに手当てができる場所までご案内いたします。どうぞお乗りください。」



オットー様はアリスの後ろに、クララ様はエミリーの後ろにお乗りになりました。女王様はその場にいた馬にお乗りになられました。ローズが心配そうにしているので、オリバーはエドゥアルトを女王様の馬に近づけました。



「まあ、ローズ。あなたも(むか)えに来てくれたのね。少し安心したわ。」



女王様は笑顔を見せられました。



「オリバーさん、よろしければローズとお話がしたいので、こちらの馬にローズを乗せてもかまいませんか?」



オリバーは女王様が自分のことを『オリバーさん』と呼んだので、とても(おどろ)きました。



「え、ええ。ローズ、女王様のところへ。」



ローズも目をまん丸にしていましたが、オリバーの言葉に(うなず)き、エドゥアルトを降りました。オリバーは一人になってしまったので、今度はオットー様を乗せたカトリーヌにエドゥアルトを近づけました。



「オットー様…。よろしければパカロンが陥落(かんらく)した時のことをお教えいただきたいのですが…。」



「わかった、お教えしよう。とは言え、()も突然のことであまり(くわ)しいことは把握(はあく)できていない。わかるのは、真夜中(まよなか)に突然城が燃え始めたことと、街の中に無数(むすう)動死体(どうしたい)がいた、ということだ…。



()もシャルパンティエ殿も(くず)れてきた天井(てんじょう)下敷(したじ)きとなってしまった。()は何とか()()すことができたが、御覧(ごらん)の通りのありさまだ。シャルパンティエ殿はとても救い出すことができなかった…。



その後、緊急用(きんきゅうよう)地下通路(ちかつうろ)を抜け、出口のところに避難用(ひなんよう)に建ててあった()()小屋(ごや)に身を(かく)し、ヴォルフの到着を待っていた、というわけなのだ…。」



「そうでしたか…。くそっ、俺たちをノーザリンに(くぎ)づけにしておいて、その(すき)にパカロンを…。」



()もまんまとシャロンとやらの策略(さくりゃく)にはまってしまったのだ…。ナンジューマ地方との(さかい)付近で魔獣(まじゅう)大群(たいぐん)出現(しゅつげん)したという情報が入り、兵士の多くをパカロンから遠ざけてしまったのだ…。(にせ)の情報だったことが後に判明(はんめい)したのだがな…。結果、パカロンに住む(たみ)を大勢死なせてしまった…。」



オットー様は無念(むねん)そうに言った後、少し苦しそうな(せき)をしました。が、すぐに顔を上げて言いました。



「ともかく、ヘルガ女王が無事でよかった。クララが危機(きき)を何とか救ったようなのだがな…。()は負けぬぞ。この無念(むねん)は必ず晴らす。()執念深(しゅうねんぶか)いのだ…。」



オットー様は屈辱(くつじょく)()えているような目をしていました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



薬屋(くすりや)の前で、イザベルが心配そうに待ち構えていました。馬の隊列(たいれつ)が到着すると、イザベルは全員に向かって何か魔術(まじゅつ)(とな)えました。オリバーにはそれがかつてイザベルがロジェにかけた、本物かどうかを見破(みやぶ)魔術(まじゅつ)だということがすぐにわかりました。しかし、何も起こりませんでした。



「…どうか無礼(ぶれい)をお(ゆる)しください。ただ、シャロンの手の者がまぎれていては大変なことになってしまうので…。すぐに(きず)の手当てをいたします。中へどうぞ。」



オットー様はオリバーとヴォルフに(ささ)えられ、薬屋(くすりや)の地下の『(かく)()』へと入られました。オリバーたちはそっとオットー様をベッドに寝かせました。クララ様はリリーが手当てをしているようです。



イザベルが手当ての支度(したく)()ませて中に入ってきたので、オリバーはその場を立ち去ろうとしました。すると、オットー様がオリバーを呼びとめました。



「ローゼンハイン殿、一つお願いがある。」



「いかがいたしましたか、オットー様。」



「…(おそ)らくこの後、ヘルガ女王があなたにある(たの)みごとをされることになると思う。その(たの)みごとを了承(りょうしょう)して差し上げてほしいのだ。()はそのことについて初めは猛反対(もうはんたい)したのだが、ヘルガ女王の熱意(ねつい)(ねば)りに()れてしまってな…。どうかお願いしたい。」



「は、はあ。心得(こころえ)ました。」



オリバーは首をかしげながらその場を後にしました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



部屋の外ではビアンカが待っていました。



「イザベルが、あたしはもう宿に戻っていていいってさ。実際ここに残っても邪魔(じゃま)になるだけだろうからね。」



「そうか…。まあ、ハンスとペーターもここに残すからな、心配はいらないだろう。じゃあ、お前は俺と一緒に戻ろうか。」



「うん、そうするよ。」



「いいなぁ、ビアンカ。俺たちしばらくここに釘付(くぎづ)けだもんな…。」



「何を言ってるんだよ、ペーター。俺たちの仕事は大切なんだぞ?オットー様たちや女王様も護衛(ごえい)しなきゃならないんだ。」



ハンスがたしなめるようにペーターに言いました。



「そりゃあそうッスけど…。でもそう言えば、女王様の姿(すがた)が見えないッスね。」



「まだ外にいるのかな?」



「危険だから中に入るようにお伝えしてくるよ。ビアンカ、行こう。」



「ほいよー、師匠(ししょう)。」



二人は『(かく)()』からの階段を上って行きました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



外に出ると、ヘルガ女王様はまだ馬の上に乗っておられました。その横で、なぜかアリスとエミリーが顔を真っ青にしています。



「…どうしたんだ、二人とも。」



二人が答える前に、ヘルガ女王様がオリバーに言いました。



「オリバーさん、フランツ殿からお話はお聞きになられましたか?」



「はい、何か女王様から(わたし)(たの)みごとがあるとか…。その内容(ないよう)はお聞きしておりませんが…。」



女王様は真剣(しんけん)な表情でおっしゃいました。



「そうですか…。では(わたし)直接(ちょくせつ)(たの)みします。…(わたし)もシャロンを倒す旅に連れて行っていただけますか?」



女王様の言葉に、オリバーは(かみなり)にうたれたような表情でその場に立ち尽くしました。女王様はなおも続けられます。



(わたし)我慢(がまん)ならないのです。(つみ)もない(たみ)(きず)つき、命を落としてゆくことが。(わたし)(ゆる)せないのです。リバー王国の豊かな国土(こくど)(けが)されてゆくことが。ですから私自身(わたしじしん)も武器を取りたいのです。私自身(わたしじしん)もリバー王国の(けん)となり、(けん)となりたいのです。」



アリスとエミリーはオロオロしています。しかし、ローズは女王様の決意(けつい)を受け入れているようです。



「…とにかく、みんなのところに戻ろうよ。ここでこの話をするのはよくないからね。」



ビアンカが(おどろ)きながらもオリバーを見て言いました。



「ああ、そうだな。…女王様、ともかく仲間たちのところへ案内(あんない)いたします。このことは(わたし)独断(どくだん)で決めるわけにはまいりません。」



オリバーはそう言うと、エドゥアルトに乗りました。ビアンカもカトリーヌに乗せてもらい、彼らはヴォルフの宿へと戻って行きました。

オリバーたちの隙をついて、シャロンはパカロンを攻撃し、陥落させてしまいました。オットー様たちはしばらく『隠れ家』に身を寄せることになりそうです。そして女王様がオリバーの仲間になりたいと言っているようですが…?



次話では女王様が仲間と認めてもらうため、自分の剣の腕を披露します。そして、クララ様はパカロンが落城した日、空に何かの文字が浮かんでいた、とオリバーに伝えます。どうぞお楽しみに!



ちなみに偽の情報のために出撃していったパカロンの兵士たちはなぜか行方不明となってしまっています。その真相とは…?



では次話をお楽しみに!

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