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Meeting  作者: 吉四六かぼす
刻、同じくして現る(友野江茉利視点)
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 伯と出会って数日経ったある日の事。



 茉利はいつもの様に、自室の窓から外の景色を眺めていた。



 すると背後のドアが開き、伯が入って来た。



「おはようございます、茉利ちゃん」


「……おはよう」



 茉利は向き直らず、窓の外に視線を向けたまま返事を返した。



「何をご覧になってるのですか?」


「お外」


「何か見えますか?」


「景色」


「そう……ですか」



 質問に、何も感情を込めず淡々と返事を返した。



「……ねぇ伯」


「はい?」


「伯は茉利のパパに言われてここに来たの?」


「え?」


「それともママ? それとも……」



 心の中に、何かモヤモヤとしたものが生まれる。


 すると、微かに茉利の周りの空気がざわめく様に感じた。



 ピシ……ピシッ……



 天井と壁が軋む様な音を発する。



「茉利ちゃん。私は誰かに呼ばれた訳ではありません。私は私の意思で貴方の元へ来たのですよ」


「嘘!」



 叫ぶ様に声を発すると、ピシッと窓にヒビが入った。


 

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