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「ここが2年生の階。神楽ちゃんはB組だから、こっから二列目の教室だよ」
分かった? と私を見て、問う秋都さん。私は笑い返し、はい! と答えた。
ただ今私は、秋都さんの案内付で学園探検中。
規模が大きいから迷わない様にと、理事長の心遣い。
でも秋都さんは、授業をサボって案内してくれてるから、少し悪いなぁ……。
「えっと、これで殆ど案内し終えたと思うんだけど……」
音楽室、美術室、技術室に理科室と、指を折々案内した場所を口にする。
実はあんまり覚えてないのよね……。
「じゃあ次は3年の教室だね」
「3年って……あ、海都と秋都さんの教室ですね!」
「そうだよ。こっちの階段を上がったらすぐ……」
手を引かれ、階段を一段二段と上がった時、上階から怒鳴り声が響いた。
「……な学校、こっちから辞めてやる!!」
聞き覚えのある荒々しい声。この声って……。
「秋都さん、今のって……」
二段先を上がってる秋都さんに、視線を向けた。
頷き、階段を掛け上がる秋都さん。私も続いてかけ上がった。
階段を上がりきり、右に曲がると、そこには先生の胸倉を掴み、今にも殴りかかりそうな海都がいた。
「かっ……」
私が止めようと名前を呼ぶ前に、秋都さんが駆け出していた。
「海都っ!!」
海都の前に割り入ると、先生胸倉から手を引きはがした。
「何をやってるんだ君は!!」
「うるせぇ! どきやがれ秋都!!」
秋都さんに掴まれた腕を荒く振りはらい、怒鳴り散らす。
二人の喧嘩は何度か見た事あるけど、あんなに感情を露にした海都は初めて見る気がする。
「何で君は朝っぱらから問題を起こすんだい?」
「ムカつくんだよ! そのクソ先公も、お前も!!」
「何言ってるんだよ。僕は高橋先生みたいに嫌味をネチネチ言ったりなんかしないよ。それよりこんな人でも一応教師なんだし、殴りたいなら学校の外でやりなよ。学校の外なら教師と生徒じゃないんだし、思いっ切りボッコボコにして半殺しにしちゃっても構わないんだから」
ニッコリ笑顔で悪びれもなく凄い台詞を言い並べる秋都さん。
「あ……秋都君?」
秋都さんすごい毒舌……。結構怒らせたら、海都より怖かったりして。
残っているデーターはここまで。後書いていたものは消えちゃったのでここから以降がリメイクになります。




