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「クビって?」
「辞めさせられた」
「何で?」
「店長の若妻寝取ったから」
「…………」
寝取った→ヤった。さらさらと言い切る海都に、何も言えなくなる私。
海都は無神経で無愛想で人間嫌い。だけどそこがいいのか、結構女の人にモテる。この間女の人を連れて来たんだけど……。
三日前の記憶を取り出してみる。
「あ、お帰り~海都」
「おっ邪魔しまぁす」
「キャア~ッ広いお屋敷ぃ」
「海都ってお坊ちゃんだったんだぁ」
次々と上がる悲鳴にも似た高い声。朝帰りした海都の後ろから、髪を金や茶色に染めた女の人が現れる。
「えと……いらっしゃいませ」
とりあえずお客さんだし、私は三人の女性に笑顔で応対した。
「誰こいつぅ~?」
海都と腕を組んだ女性が、私の顔を一目し問う。
「あ、私は……」
自己紹介をしようとした時、目の前の海都がキッパリと言い切る。
「ただの居候の家政婦だ、家政婦」
「かっ……?」
家政婦ぅ~!?
まぁ確かに居候だけど、あんたに家政婦呼ばわりされる筋合いはないわよ!?
「マジ!? お金持ちって感じ~」
「家政婦さ~ん、私ビールねぇ!」
「あ、私酎ハイ!」
「うちにはお酒はありません! ってゆうか、貴方達未成年でしょう!?」
どう見たって私より年下に見えるんだけど!?
「何こいつぅ? 超生意気なんだけどぉ!?」
「頭古いんじゃない? 今じゃ16で酒も煙草もすんだよ!」
バーカ! と言われ、ムカッときたけど、言い返す前にさっさと奥に行っちゃった。
「なっ……何なのよあいつらぁ!?」
ガーッ! と、炎を吐きそうな程大口を開け、叫ぶ。その横を何事もなかったかの様に通り過ぎようとする海都をひっ捕らえる。
「ちょ~っと待ったあ!!」
「ぐっ……」
家政婦呼ばわりされたお返しに、襟首をこれでもかって程引っ張ってやった。
いきなり首を締められて、むせ返る海都。
ざまぁみなさい!
「げほっ……てめっ…」
「貴方ねぇ、朝っぱらに帰って来た事は別に何も言わないけど、お帰りって言ったんだから、ただいまの一言でも言ったらどうなのよ!?」
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只今upしてるのは私が16・7歳の時に書いていた文。う〜ん駄文だな(笑)




