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Meeting  作者: 吉四六かぼす
神宮家
15/52

15


 一気に早口に怒りをぶつけ、ハァハァと息切れをしている私に一言。



「だから?」




──ブチッ



「出ていけバカイト~ッ!!」



  パコーンッ


 おたまで頭を殴り飛ばす。



「いてっ。このっ、てめっ、何しやがる! つかバカイトって……っ」


「うるさい!」



 パコパコパコーンッ


 反論を言う前に殴り、流しから追い出し、廊下と流しを遮る引き戸を閉める。



「ゼェッ……ゼェッ……」



 これが毎朝私の日課。御飯を作りながら、それを邪魔する海都をおたまで殴って……。


 あ、もちろん手加減はしてるわよ?



 ふいに壁掛け時計に目をやると、針は7時30分をさしていた。



「大変っ」



 秋都さんと海都は、高等学校に通っていて、家を出るのが早い。8時には家を出ないと間に合わないから、7時30分には朝食を始めないといけないのに!



 焦りつつ、料理を皿に盛っていると、ガラガラと引き戸が開く。



「海都! まだやる気なの!?」



 おたまをかまえ、くるりと振り向くとそこには秋都さんの姿。



「あっ……秋都さん!」


「おはよう、神楽ちゃん」


「おっ、お早うございます!」


 

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