表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Meeting  作者: 吉四六かぼす
神宮家
14/52

14


「お前が美味く作りゃあいいんだよ、居候」



 棘台詞は効果なく、倍にして返されてしまった。居候……そりゃ確かに私は居候の身よ。えーえー確かに。


 反論するのをグッと堪え、調理の手を動かす。でも、反論しなくとも嫌味は続く。



「なんだコレ。味噌汁のネギ、つながってんじゃねぇかよ。ヘタクソ」



 ピクピク…ッ


 口の端が引きつる。な……殴りたいっ。


 我慢。我慢するのよ神楽!



「おい、飯がかてぇぞ。飯もまともに炊けねぇのかよお前」



 …………。



 もうダメ。




「なによなによなによーっ! 毎朝毎朝惜しげもなく人をからかいに来て!!」



 我慢出来ず、来訪者……海都に怒鳴りながら、持っていた包丁をつきつけた。


 海都は動じる事なく、つまみ食いを続ける。



「私はね、なにも貴方のために毎朝早起きして御飯こさえてるわけじゃないのよ!? 咲お母さんと実お父さんと当主のおじいちゃんと秋都さんへ、お世話になっている感謝の気持ちを込めて作ってるの!! 私をからかっていじめる貴方なんかに、作ってあげてるわけじゃないんだから!!」


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ