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私たちが残すべき記憶  作者: 箕宝郷
幼馴染の奮闘と思い
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事情聴取

 20分程移動して無事に北仲警察署へと着いた。上司は「霧浦、私は署長に挨拶しなくてはならない。彼を部屋まで頼む」と言って署長室の方に去っていった。すると北仲署の職員だろうか?僕に「では取調室まで案内しますね。」と言って僕はホッとした。ずっと犯人はブツブツ独り言を言っている。僕は不気味で仕方が無かった。

 その後、僕と北仲署の職員の3人で取り調べ室に入り男の事情聴取が始まった。僕は緊張しながらも人生初の事情聴取を始めた。


「霧浦と申しますよろしくお願いします。あなたは、紙生 優斗さんで間違いありませんか?」


「はい。間違いありません。」


「なぜ、こんな無意味な大量殺人をしたのですか?」


「無意味?あんた、なんも分かっていないね。俺は、挑戦しただけ。」


「挑戦?」


「あぁ、そうさ」


 一方そのころ僕の宿敵である伊新はシベリゲム帝国のある場所に向かっていた。アッサ・オリケウム公国のショウスと呼ばれる地域の中にある。松杉院であった。伊新は家族と共に松杉院の上侯 常守であった。

「おじさん久しぶり」


「おぉー美香ちゃん久しぶり。大きくなったね。」


「おじさん。おきちゃん元気にしてる?」


「あぁ、意守の事か?あいつは今イラ王国の大学へと行ってるよ。」


「へぇーあれ?イラ王国ってどのあたりだっけ?」


「シベリゲム帝国の都市部の王国だよ。意守はいずれこの松杉院を継ぐとは申しているが....」


「あれ?そういえば姉さんは?」


「母さんならもうすぐ着くよ。」


「それにしても、急に警察が姉さん家族を追うなんて何かあったのか?」


「それが....」


「おまたせーって美香もう少し荷物をもってよ。お父さんとお母さんももう年なんだから。」


「ごめん。ごめん。久しぶりだから叔父さんと会いたくて」


「ったく、緊急時くらい協力してよね。あんたのせいで....」


「まぁまぁ、姉さん落ち着いて。いろいろあって美香ちゃんだって疲れてるだろうから。」


「あんたはなんで美香に甘々なの?」


「別にいいだろ!姪っ子なんだから」


「だとしても....」

この時伊新はボソッと「利弥君元気かな?」と独り言を言った途端。


「美香ちゃん今なんて言った?」


「えっ、利弥君元気かなって」


「どこかで聞き覚えがある名前だぞ。」


「ちょっと常守あんた美香に彼氏が出来たからって。」


「美香ちゃん彼氏さんもしかすると警察の関係者かもしれない。」


すると、伊新は涙目になりながら答えた。

「違うよ。利弥君は警察の関係者なんかじゃない。」


「美香ちゃんごめん。でも説明させて」

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