お兄ちゃんは選抜受験頑張ってるよ☆ 魔物だらけの世界で勇者になる夢を見た 〜リオン外伝001
今回は主人公の兄リオンの外伝話です!
受験を受け新しい仲間に出会い!ピンチを迎えるリオン!
弟に負けられないと奮闘する兄としての姿を見ていただきたいです!
リオン「ここがセイクリッド魔・武術学院か…」
少し緊張してきたなぁ…
「受験希望の者!こちらへ一列に並べー!」
受験者の人数はざっと見積もっても1000人は超えている。
この中から60人特待生の人数を除けば55人が選ばれる訳か。
ここにいるほとんどがライバルということ。
??「ねーねーねー!君ってさー!君ってさー!」
近くから声が聞こえる。
どこだ…
??「ここだよ!ここ!ここだよー!」
声のする方には誰もいない…
下の方を見ると自分よりも目線のだいぶ低い位置に彼女はいた。
??「やっと気付いたー!ねーね!君ってさ!」
リオン「保護者は?」
??「もー!人の話聞いてるの!?質問してるのは私なんだからね!」
リオン「あぁ、すまない。」
??「私は学院に入学するべく来たの!」
自分より明らかに歳下の子が受験すると聞いて少し驚いた。
??「私の名前はハクって言うの!君はベルナード家のリオン君だよね!?そーだよね!?ね!?」
調子狂うなぁ。
リオン「うん。そうだよ、君はこんな小さいのによく受験しに来たね」
ハク「もー!歳下扱いして!多分君より歳上なんだけど!」
!?耳を疑った。
リオン「ハクはいくつなの?」
聞いてみた。
ハク「13歳ですー!」
なんと自分より3個も歳上…
リオン「…小人族?」
ハク「そうなのー!びっくりした!?びっくりした!?」
リオン「見た目は歳下だからね…」
ハク「それよりさ!決めた!?」
ハクに聞かれた意味を理解できなかった。
リオン「何を?」
ハク「えー!本当にここを受けに来たの!?
チームアップ編成だよ!最低2人以上で受験するの!」
知らなかった。父の代は個人演習と聞いていたから。
リオン「全く決まっていない…。」
ハク「じゃあさ!じゃあさ!私と組もうよ!!」
元気よく言われた言葉がとても嬉しかった。
リオン「いいの!」
ハク「もちろん!」
受験の受付が終わり受験の説明を受けた。
一次試験は合格者数を大幅に絞るため魔石を回収する試験らしい。
ハク「頑張ろー!頑張るよー!ふぁいおー!」
〇〇に対して俺はこんな感じだったのか。ごめんな。〇〇。
空に魔法が打ち上げられた開始の合図だ。
ハク「私ね!私ね!索敵能力に優れてるんだよね!だからさ!危なかったら助けてね!」
リオン「索敵あるならモンスターにあわないこともできるんじゃ
ハク「行くよー!ふぁいおー!」
話は終わってないっての。
案の定
ハク「ギャーーーーーーー!!!助けてー!リオンねぇ!リオンってば!」
リオン「どうしたの!」
ハクのリアクションに驚きながら近づいた!
ハク「あれ…!あれ!!!ゴブリンの群れだよ!!!」
ゴブリンで騒ぎすぎだよ…
リオン「任せて。」
戦線へ出る
リオン「ふぅ」
手を前に出し
リオン「サンダーレイン改」
瞬く間にゴブリンの群れを一掃。
ハク「すごい!すごいね!今の詠唱短縮だよね!上級魔法だよね!」
そんなにすごいものなのか?〇〇との修行でずっとやってたから。
リオン「それよりも、索敵あるのになぜモンスターの巣に向かったの?」
聞いてみた。
ハク「へへへ〜それはね!あれあるから!」
そこには魔石があった。
リオン「魔石だ!すごいよハク!」
ハク「まーね!」
フフンと自信満々だ。
??「あんなに大きな魔法を撃てばここにいますよって言ってるもんやろ。自分らアホなん?」
ハク「アンタだれよ!」
??「まーええわ、これ貰ってくで〜」
他の受験者が魔石を横取りした。
ハク「待ちなさいよ〜!」
深追いしたらハクが危ない。
リオン「ハク待て!」
ハク「なんで!?アイツ魔石を横取りしたのよ!?」
追いかけようとするハクに
リオン「行くな!」
ハク「なんなのよ…見つけたのは私なのよ…」
涙ぐんだハクを直視できなかった。
それ以降口を聞いてくれない。
リオン「ハクどこに向かってるの?」
ハク「スッ」
指を指すのみ。申し訳なさがどんどん溢れる。
しばらく歩くとそこには
リオン「魔石だ」
ハクは1人で駆け出した。
リオン「ハク!待て!」
止めたがそのまま走っていく。
ハク「キャッ!」
リオン「ハク!」
ハクが魔物に掴まれた。
ハク「なんで…なんでこんなところにベヒーモスが居るのよ!」
ベヒーモス、階層主クラスの魔物。聞いたことはある。
リオン「今助ける!」
だが。
リオン「大規模魔法は使えない。」
先ほどの一件を思い出した。
ハク「リオン君…」
リオン「でもそんなの関係ない!ハクは僕が守る!」
リオンは手を広げ
【光の結界】
ハク「無詠唱結界!?」
リオン「ハクに手を出したこと…後悔するなよ…?」
凄まじいオーラがリオンを取り巻く。
ハク「ゾワァ…」
『ファイアメイル』
ハク「炎の鎧。」
身体強化+【勇者の加護】
ハク「何…あの光…」
リオン「食らえ」
ベヒーモスの視界から消え
「ファイアストライク」
まさかのベヒーモスを一撃!!
ハク「リオン君…ごめんね…ありがと…う」
リオン「よしよし」
頭を撫でる
周りに受験者の気配。結界で探知。
リオン「先に魔石の回収だ。」
無事一次試験通過。
「えー、一次試験通過おめでとう!」
??「なんや自分らも合格したんか。」
さっきの受験者だ。
ハク「アンタねえ!」
ハクを抑え
リオン「やめとこうよハク」
??「なんや、やらんのか!えぇ?」
リオン「今は受験中だよ☆そういう時間じゃない。」
??「ふーん」
リオン「でも、覚えとけよ。」
??ハク、受験者一同「…!?ゾワッ」
ハクは思った。ゴブリンの群れもムカつく受験者も階層主ベヒーモスよりもこの時のリオンはそれを凌ぐほど危険な匂い何より怖かった。
リオン「なんてね☆気をつけよう☆」
??「なんやねんアイツ。」
話を聞けばゴブリンの群れもベヒーモスも全て試験用に教師側が魔法で作った幻だと。
だが、それは受験者。ましてや10歳の少年が倒せるほどの強さ設定にされてなかったとか……
本編より長く書いちゃいました。すみません。
外伝話なので許してください!
たまにこう言うのやっていこうと思います!!
リオン君かっこよくないですか!?ね!ね!ね!!笑




