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目玉商品

オークションも進み、いよいよ最後の目玉商品となった。


司会「いよいよ最後の目玉商品です!」


全員がドキドキしながら商品が何かを心待ちにした。


司会「古代のコア!!」


冒険者ギルド長「げっ、なんだあれ」


警備隊長「何に使うんだろうな」


商工会議所長「一応落としておくか?」


建築ギルド長「ちょっと様子を見よう」


司会「魔族の瘴気を中和するナイスな代物だ!」


「瘴気を中和?」


冒険者ギルド長「なるほど、瘴気のせいであいつには攻撃が効かないのか」


警備隊長「こいつを武器に取り込んだら俺達でも攻撃が通用するかな」


商工会議所長「よし!絶対落とすぞ!」


建築ギルド長「負けるなよ!」


司会「10万から!さあいないか!?」


商工会議所長「1億!」


・・・


しーん


冒険者ギルド長「あれ?誰も言って来ねえぞ」


警備隊長「さすがに高すぎたか?」


商工会議所長「ぐふふ」


建築ギルド長「おいおい、予算オーバーだろ」


司会「・・・いないようで」


カンカンカンカン!


司会「古代のコアは1億で落札!!」


こんな感じでオークションは終わった。


冒険者ギルド長「よし、これで魔王の野郎と戦えるぞ」


警備隊長「そうだな」


商工会議所長「腕が鳴るぜ」


建築ギルド長「街の税収だと思ってガンガン使いやがって」


新卒の初任給が1万くらいだから1万か月分のお金が古代のコアのために飛んだのだった。


僕たち一行はまたキバ・アへと向かった。



キバ・ア市長「あ?腕のいい武器職人を紹介しろって?」


冒険者ギルド長「そうそう」


警備隊長「頼むよ、人類の存亡が関わってるんだよ」


商工会議所長「俺たちが戦うための武器を作って欲しいんだ」


キバ・ア市長「お前たちが戦うのか?ミスリルと古代のコアを使った武器か・・・なかなか難しいかもな」


建築ギルド長「頼むよ、金は弾むからさ」


キバ・ア市長「ちっ、俺がやるしかないか」


「市長がやるんですか?」


キバ・ア市長「あたりめえよ、俺は元々武器職人でなあ」


冒険者ギルド長「頼もしいな」


警備隊長「頼んだぞ」


商工会議所長「いくらかかるんだろう・・・」


建築ギルド長「今更心配してるのか?」


かくしてキバ・ア市長にミスリルと古代のコアを渡して4人が魔王に攻撃できる武器を作ってもらうのだった。



僕含めた5人はキバ・アの酒場で作戦会議をしていた。


「これからどうしますかね?」


冒険者ギルド長「武器作ってもらう間か・・・」


建築ギルド長「クブロ・ヴェイからノウェル、ガワ・シーナからキバ・アへの街道を作らないとな」


警備隊長「なるほど、忙しくなりそうだ」


商工会議所長「けっ、今までと変わんねえよ」


「学校の方も様子を見に行かないと」


冒険者ギルド長「そうだな、シスターのほうがうまくやってるとは思うのだが」


警備隊長「何せ交渉の仕事は代役が効かないんでな」


商工会議所長「確かにな」


建築ギルド長「たまには様子を見に行かないと」


僕はシスターのことを考えていた。


はっとしておじさんたちを見たら案の定にやにやしていた。


「なっ、何にやにやしてるんですか!?」


冒険者ギルド長「シスターは市長のお気に入りだもんな」


警備隊長「つける薬はねえもんな」


商工会議所長「にやにや」


建築ギルド長「そっち方面てんでだめだもんな」


冒険者ギルド長「しかしすぐ戻れねえのもなんだな」


「そうですね、馬車で数日かかってしまいます」


警備隊長「魔王が襲撃してこないか心配ではあるな」


商工会議所長「あの野郎か、ぶっ飛ばしてやる」


建築ギルド長「俺らも魔道具とやらでパワーアップ出来るな」


冒険者ギルド長「よし、しばらくここに泊まって魔道具の完成を待つか」


警備隊長「そうだな」


商工会議所長「賛成だ、酒でも飲みながら待とう」


建築ギルド長「お前好きだなあ」


僕たちはキバ・アで数日待つことにした。



僕は学校で魔道具を作る学科を作れないか考えるためにキバ・ア市長も元を訪れた。


キバ・ア市長「おう、お前か、もうすぐ出来るぞ」


「ありがとうございます」


キバ・ア市長「ところでどうしたんだ?遊びに来たわけじゃないだろ?」


「はい、僕の街で学校を運営しているのですが、魔道具科を作ろうかと思いまして」


キバ・ア市長「なるほどな、俺は市長の仕事もあるから行けないけど一番弟子をそろそろ独立させたくてな、おい!チャド!」


チャド「・・・はい」


びくっ!


呼ばれたのは強面の男で僕はびっくりした。


キバ・ア市長「お前もそろそろ独立していいころだ、こいつの学校とやらを手伝ってやってくれ」


チャド「・・・わかりました」


大丈夫かな・・・


僕は不安になった。

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