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闇オークション

一行はノウェルへ向かった。


冒険者ギルド長「また逆戻りかよ」


警備隊長「そうだな」


商工会議所長「めんどくせえな」


建築ギルド長「そう言うなよ」


関所跡を通過してノウェル市長舎に到着した。


ノウェル市長「おいおい、関所ぶっ潰してくれたんだって?、勘弁してくれよ」


冒険者ギルド長「邪魔だったんでな」


警備隊長「いずれ壊すことになる」


商工会議所長「仲良くしろよ」


建築ギルド長「そうだそうだ」


「闇オークションについて知ってますか?」


明らかにギクッとした顔して


ノウェル市長「な、なんのことかな、そんなものがあるのか?」


冒険者ギルド長「おいおい、完全に動揺してるだろ」


警備隊長「黒だったな」


商工会議所長「説明してもらおうか」


建築ギルド長「面白そうだしな」


ノウェル市長「ちっ仕方ねえな」


ノウェル市長は毒付きながら話し出した。


ノウェル市長「うちの一番のシノギだよ、巨額の金が動くんでなあにやにや」


冒険者ギルド長「市で闇オークションしてるのか?」


警備隊長「スラムっぽいな」


ノウェル市長「お前らのとこも変わんねえだろ」


商工会議所長「うちはもう『街』だもんな、シティだよシティ」


建築ギルド長「ちげえねえ」


「案内していただけますか?」


ノウェル市長「ちっ、オークションは夕方から始まる、会場はこっちだ」


僕たちはノウェル市長舎の地下に移動した。


「市長舎の地下に・・・!?」


冒険者ギルド長「こりゃあたまげた」


警備隊長「これだったら下手な奴は近づけねえ」


商工会議所長「セキュリティも万全だな」


建築ギルド長「よく考えたな」


ノウェル市長「ああ、夕方まで待て、今回の目玉は何だっけな・・・」


冒険者ギルド長「そうだな、魔道具かオリハルコンあたり手に入れないとな」


警備隊長「そうだな」


商工会議所長「よっしゃ、金詰むぞ」


建築ギルド長「生き生きしてるな」


夕方になりぞろぞろと人が集まってきた。


いよいよ、ノウェルの闇オークションが始まる。


僕はドキドキしていた。


ブーッとブザーが鳴って一個目の商品だ。


司会「さあ、オークション一回目の商品はこちら、【強化薬】だ!!筋力が10倍になる優れものだ!!」


「げっ」


冒険者ギルド長「怪しすぎる・・・」


警備隊長「さすがスラムのオークション・・・」


商工会議所長「一応買っとくか?」


建築ギルド長「いや、副作用とかやばいだろ」


「や、やめましょう・・・!!」


あまりにも怪しい商品に僕たちはざわざわしていたが、オークションの客たちは普通に入札していた。


1万!


2万!


どうなってるんだ、このオークション・・・


この後もよくわからない生き物の骨とか肉とかよくわからないものが出品された。


「なかなか出品されないですね」


冒険者ギルド長「うーん、何回か通わないとだめかなあ」


警備隊長「まあもうちょっと待ってみようぜ」


商工会議所長「老後の趣味にいいな」


建築ギルド長「老後も金ある前提なんだな」


司会「次の商品はこれだ!!カイザーナックル!!」


冒険者ギルド長「むむ!」


警備隊長「来たか!?」


商工会議所長「落ち着け!むふー!」


建築ギルド長「お前が一番興奮してるだろ」


司会「ミスリル製の特殊な製法で作られた格闘武器だ!」


商工会議所長「1万!」


やや食い気味で商工会議所長が叫んだ。


?「2万!」


商工会議所長「ちっ、3万!」


?「4万!」


商工会議所長「5万!」


冒険者ギルド長「おいおい、予算大丈夫なのか?」


商工会議所長「大丈夫だ、100万くらいはなんとかなる」


警備隊長「面白くなってきたな」


建築ギルド長「見ものだな」


?「6万!」


商工会議所長「10万!」


?「20万!」


商工会議所長「ぐぬぬ、30万!」


?「40万!」


冒険者ギルド長「おい、落ち着けよ!」


警備隊長「ここで落とせなくてもチャンスはあるぞ」


商工会議所長「ぐぬぬ、負けるわけにはいかねえ」


建築ギルド長「ここで勝っても金を失うわけにはいかねえ」


商工会議所長「ぐぬぬ」


司会「40万!他にいませんか!?」


カンカンカンカン!


司会「40万で落札!」


商工会議所長「ちっ、負けちまったぜ」


冒険者ギルド長「はっはっは、チャンスはまだあるよ」


警備隊長「意外な負けず嫌いが出たな」


建築ギルド長「うーん、しかしこれだと時間と金かかりすぎるな」


「そうですね、今日最後まで見たらミスリルをキバ・アで加工してもらいますか」


冒険者ギルド長「そうだな、目玉商品だけ見て帰るか」


警備隊長「目玉ってどんなのだろうな」


商工会議所長「それだけ見て帰るか」


建築ギルド長「そうだな」


僕たちは一応最後までいることになった。

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