魔王が来たらしい
「ファストスピア発射よぉい!」
「ファストスピア発射用意よし!」
「発射!」
「発射」
地上からの信号により人工衛星からオリハルコンの槍が放たれる。その放たれた槍は地上に向けてとてつもない運動エネルギーを発生させながら落ちて行く
「"皆さん、衝撃に備えてください"」
放送が鳴る瞬間、まだ数キロ先にいる目標からこっちまで物凄い衝撃が来た
「クソッ!兵器乱用はしたくなかったのに!」
シェリルは部屋から直通の司令塔エレベーターに乗り司令等まで向かう
「状況報告!」
「周辺のレーダーが少々故障」
「カメラ数台大破」
「防衛兵器数台使い物になりません」
「よし、飛行目標はどうなった?」
「以前にして飛行中。撃墜したはずですがすぐに飛行開始しました」
「物理法則まで狂ってる飛行物体か....最悪だな。して、向かっている先には何がある?」
「鉱石採掘場です」
「そこに兵を半分集めろ。弾薬はホーローポイントとブラックチップだ」
陸、空が兵力の半分を鉱石採掘場へ向かわせた。そして飛行物体が....着陸した
「ふ~ん、ここが噂の帝国か....見たことのないものばかりだな」
「手を上げて跪け!」
「ほぉ...我にそのような態度をとる国か...肝が据わってるねぇ」
その女性は、角が生えていて、銀髪な高校生ぐらいな感じの娘だった。だが、次の瞬間、とてつもない殺気、恐怖が一気に襲ってきた。それにより、狂ったり、恐怖したりする者が現れた
「ウ"ワ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"」
「帝王様!発砲許可を!」
「まだだ。まだ物理での攻撃はしていない!」
「ちゃんとわかっているようで良かったよ」
「んで、何しに来ましたか、魔王」
シェリルは鑑定スキルで確認を済ませる。魔王は笑いながら言った
「帝王...貴様がこの国の王か?」
「そうだ。不法侵入、国戦力妨害、周辺無許可飛行などをした魔王様が何の用で?」
正直怖い...だが、ここで弱い所を見せればナメられ最悪皆死ぬ...
「なかなか肝が据わっているな...だが無礼だぞ」
「そちらこそ急になにも連絡も無しに来るとは....無礼だぞ?」
ピリピリした空気の中で、魔王が魔法を使おうとしていた。シェリルの耳に付いている小型ワイヤレスイヤホンから『魔力感知が確認された』と報告が入り、指で兵に『警戒態勢』を呼びかけた瞬間、魔王がファイヤースピアを撃ってきてそれをギリギリで避けた
「うおっ!!」
「総員、発砲開始!!」
魔王はバリアで銃弾を防いだ。兵士はAB弾に切り替えて撃つが効果がない。そこでシェリルは新弾薬のカルタイト弾をFort 28で撃つ。するとバリアの当たった部分だけにひびが入る
ホーローポイント弾:体内に入ると花みたいにエグる銃弾
Fort 28:5.7mm弾薬を使う貫通力が高い弾を使う銃




