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異世界ウエポンズファクトリー  作者: フレカレディカ
29/52

米軍が異世界に来たらしい

花火会が終わるとシェリルは片付けを手伝って自室に戻る


「やっぱり若いっていいな、腰の疲れがあまり感じなくて済む」

「マスター、おっさん臭いですよ」


トカレフが部屋のドアを開けながらツッコミを入れる。シェリルはそのままだるそうにベットに倒れこむ


「トカレフ....向こうの世界とこっちの世界を行き来することは可能なのか?」

「急にどうしたんですか?」

「いや、前に商人が面白い本を買わせてきたんだ。異世界人が向こうの世界に帰る物語だ」

「そうでしたか...ですがそれは難しいです。膨大な量の情報、位置、魔力、術式が必要です」

「....それじゃ、趣味程度にそっちもやってみるか。まぁ先延ばしになるがな」


貴重な情報を手に入れたシェリルに、通信が入る


「"こちら監視室、帝王様聞こえますか?"」

「"ああ、聞こえるがどうした?"」

「"周りの赤外線センサーと熱感知センサーに反応がありまして確認してみたところ、車両や銃と思しき武装をした兵士を確認しました"」

「"陸上偵察無人機の偵察を開始。もしもの為に攻撃ヘリの用意を命じる"」

「"了解しました"」


シェリルが無線を切るとだるそうにする


「また女神のめんどくさいサプライズか?」



「どうだ?周りに変化はあるか?」

「ダメです。何も変化がありません。GPSや無線機、衛星電話などの通信機器も鉄くずになりました。しかも地球には居ない生物までいました。そして仲間が何人も....」

「暗い話はやめろ、皆が不安になる」

「了解です...」


ここ何日も森を迷って銃弾や燃料もほとんどない...仲間だってモンスターに....最悪の状況だ


その時、奥のしげみから「ガサガサ」と物音が聞こえて兵士は警戒をする。出てきたのは、黒く加工されたステルス性抜群の蜘蛛型ゴーレムだった


「蜘蛛の....ロボット?」

「"ここはインピリア帝国の所有地である。ただちに立ち去るか、武装解除せよ"」


蜘蛛の口から声が聞こえてくる。兵士たちは弾倉と薬室に入っている銃弾を抜き、武装解除した。そして蜘蛛型ゴーレムに連れられてインピリア帝国内に連れてこられる。待ち構えていたのはシェリルだった


小さな少女?なぜここに...


「まずは武装解除に感謝する。私はインピリア帝国をまとめている、シェリルだ」


まとめ役?!こんな少女が?!


「こちらはアメリカ総合軍第六特殊部隊です」

「...隊長さん、こちらでお話ししましょう」


シェリルは米軍の隊長を部屋に連れて行く

薬室:銃弾を発射する場所

弾倉:薬莢が多くしまえる場所。マガジンとも呼ばれる

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