表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
84/93

重工機のアクシデント


 『レイトミライフェスティバル3020』の会場内、海外地方エリアにてウイルスに感染していると言う重工機からウイルス因子を取り除く為、勇誠の後を追いかけていった……。

 そこには、風雅も既に駆けつけており、スタッフ達を安全な場所へと避難するように誘導していた……。


 「お兄ちゃん!」

 「雷美……! それに、推薦戦士のお二方も……!」


 風雅は海外地方エリアで起こったことを的確かつ単純に話した……話によると、スタッフの一人が重工機を起動していた頃だったらしい……。


 ――「あれっ? メール……? うわっ?! 『逮捕状の報告』?! なになに……?」


 スタッフがいかにも怪しいメールを開いて、リンク先を開くと、機械音を鳴らしながら重工機が動き出していたそうだ……最近、偽物のメールで開くだけで、ウイルスに感染するウイルスメールも出回っているのに……そもそも本物の警察はメールや電話等では逮捕状の画像を送ったり、金額を請求したり、「逮捕状が出ている」と告げられたりすることは一切ない為、この場合は鵜吞みにしないで、メールは開かずに捨てたり相談窓口に相談したりして、詐欺被害に遭わないようにする心構えをするべきだったとそのスタッフが涙目にして言っていたらしい……。

 勇誠は、部下が騙された姿を見て、怒りを表にし、武器を一切使わずに重工機を両手で止めた……! それを見ていたラッキーも飛び出して、重工機の脚に嚙みついた……。


 「おらぁぁぁ!! 止まれぇぇぇぇぇぇ!!」

 「足止めなら、俺様も負けていないぜ? ガブブーーー!!」


 襲い始めた重工機は、勇誠とラッキーによって足止めをされて……動けないままでいた……その隙にセナはウイルス因子除去アプリをスタンバイする……!


 「凄いです……勇誠さん……あんな大きな重工機を両手で……」

 「美羽……! 何感心してんだ……! オレ達も攻撃に備えるぞ!!」

 「セナ……! あのアプリを……!」

 「いいわよ!」


 セナは重工機の方へと向いて、『ウイルストリノゾーク』を起動した。しかし、ウイルス因子は浄化しているが、まだ感染されたままだった……。


 「あら……? 変ね……もう一回……!」


 セナは連続で『ウイルストリノゾーク』を起動した……それでも、まだ重工機は暴れたままだった……。


 「……どうやら、あの重工機は大きすぎて、全部は一瞬で除去しきれないみたい……」

 「よ~っし、アタシの電撃を連続で当てれば……動けなくしちゃえばっと……」

 「雷美、念のため言うけど、壊しちゃダメだぞ……?」


 雷美は『Thunder』タイプの技を使って、重工機を動けなくさせる戦法を使った……続けて、風雅も弓矢を取り出して、『Wind』タイプの技を繰り出した。すると、『クラスター』反応が発生して、重工機に電撃が走り始めていた……しかし、重工機はまだ抵抗するかのように、鉄球を振り回しながら脚をバタバタさせていた……。


 「うわぁ! どうやら、重症みてぇだな……」

 「うがぁぁぁ!!」

 「ラッキー……!」


 重工機は脚を動かすと、足止めしていた勇誠とラッキーを振り払った……勇誠は受け身をしたが、ラッキーは結構飛ばされて、私は急いでラッキーを受け止めた……。

 重工機は、すぐさまに向きを変えて、美羽と六の方を見て……脚で攻撃を仕掛けようとしていた……!


 「……!?!」

 「美羽……!!」

 「おい……! バカ……!!」


 すると、杏音は弓矢よ取り出して、美羽達を庇いに走って向かって行った……! しかし、庇い切れずにパピリオンの壁にと飛ばされてしまった……。


 「ぐわぁぁぁぁあ!!」

 「杏音!!」


 杏音は壁に張り付いたまま、身動きが取れなくなっていた……重工機は杏音の方に向かって、鉄球を振り回そうとしている……まずい、鉄球を喰らったら命がない……! 私はハンマーを取り出して、杏音を守ろうと走っていった……!



 ――「チッ……こんなタイミングで思い出しちまうなんてな……あのクソ田舎とはもう絶交してやるって決意したのは、親友のゆかちゃんとその一家が出ていったせいだ……」


 「俺はメイキョウ地方のグラス市の小さな村出身で、小さい頃から都会に憧れるガキだった……いつも、シティチャリで走っては流行りの音楽を歌って、テレビ番組はニュートラルシティやヒマワリ・ネオンシティの特集ばっかり観ていたんだよな……小3の時になると、ニュートラルシティから引っ越してきたゆかちゃんとその一家が俺ん家の隣に引っ越して来て、いっぱい都会の話してくれたし、ゆかちゃんの弟と妹ともすぐに仲良くなれたし、俺は一層都会に憧れを持ったんだ……所が……クソじじい共と来たら……」


 「チッ……あの女共、何だかムカつく……わしらよりも裕福で明るく……」

 「おら達田舎者を馬鹿にしてるべな!!」

 「こうなったら、俺らが上だって証明しねぇとだな! ハハハ!!」


 「ゆかちゃん達に嫉妬した、クソじじい共は家の前にゴミを置き去りにしたり、車に悪口を落書きしたり、酷い場合は食中毒になるような物を押し付けてはそれをダシにしていた……俺はやめろって反論しても嫌がらせ行為は収まる事はなく、小6になる頃には、とうとう追い出されるような形で突然、引っ越していってしまった……ゆかちゃん達が田舎に引っ越してきた理由は、「父親の社畜が絶えなかった為、家族で平穏に過ごせる環境が欲しかった」という、切ない理由だったとも、クソじじい共は知らずに――」


 「杏音ちゃん、いい報告があるんだ! 杏音ちゃんが村の次期代表にしたいって村長が言ってたんだ!」

 「……無理だな、俺は叔父さんのトコ行くから」

 「えっ……? ほら……都会なんか怖いし汚いから、一緒に村長の所に行こう……? 村長はお前の事を考えてくれてたんだぞ……?」

 「ならなんで、ゆかちゃん達を追い出したんだ?! お前はゆかちゃん一家の環境や理由も知らずに、他のじじい共と一緒に追い出しやがって……! 少しはゆかちゃん達の事も考えてくれよ!」

 「なんだよ……! こっちは親切に考えてやってんだ! あの女と同じく、わしらを見下すつもりなのか?! 都会の奴なんか自分勝手で礼儀がなってない豚ばっかりなんだぞ!」

 「お前のそこが気に入らねぇっつってんだろ、クソじじい!! 村の外なんか行ったことねぇ癖に、偏見で都会のイメージをベラベラ言いやがって……ここにいたら、もう牢屋だ! 俺はもう小卒したらもうこんなクソ田舎なんか出てってやる!!」

 「ああ、そうか! 住民代表ぐらい、他の後継者を探せばいいんだ! もう二度と帰ってくるな!!」


 「……俺……生きてる……?」

 (美羽と……ネズミ野郎……? それに、青いバリア……?)

 「杏音さん……! 大丈夫ですか……?!」

 「……おう……かすり傷だ……ぐっ……腰が……」


 美羽と杏音は、突然として現れた青いバリアによって、鉄球の攻撃を逃れることが出来たのだ……! すると、落ち着きがない様子の美羽の上から六が出てきて、美羽の頭を軽く叩いていた……その後、美羽はタクトを取り出す……。


 「美羽……! 忘れたのか? こんな時はオレが教えたいつものヤツ!!」

 「は、はい……キュアール!!」


 美羽はタクトを使って、回復マジックを杏音に向かって使用した……すると、杏音は立ち上がって一回ジャンプをした……!


 「……助かった……」

 「おい……! なんでそこまでしてオレ達を守ったんだよ……!」

 「……なんとなくピンチだったから……」

 「人の事を重視して、自分を疎かにするまでは守ろうとはするなよ! お前を守れんのはお前自身だけなんだからよ!」

 「……! ああ……悪かったよ……お前、案外いい奴なんだな……」


 杏音は、美羽達を視界からずらしながらも、少し落ち着いた表情で話していた……。

 ……あっ、さっきのバリアで鉄球が地面に落ちていた……! 重工機は戦闘力を大幅に減少しているはず……すぐさま片手剣に持ち替えて、私達はTypeの力で一気に畳みかけた……!


 「爆風!!」

 「電電!!」

 「光線!!」


 重工機に次々と『クラスター』『閃光』と反応連鎖を与えた……重工機は間もなく動けなくなりそうなほど脚がフラフラとしている……!

 勇誠はすぐさまにハンマーを取り出して、やや手加減しながらも攻撃をした……!


 「大人しくしろ!!」

 「今だわ……! 『ウイルストリノゾーク』!」


 勇誠はハンマーを振り下し、完全に動けなくなった……外部には目立った損傷はないけど、この後動かせるかどうかだ……セナはウイルストリノゾークをひたすらに起動して、重工機の中にあるウイルス因子を取り除いていった……すると、重工機は完全に疲れ果てたかのように起動停止状態になっていた……。


 「……何とかなったぜ……!」

 「でも、壊れてしまったら、建設に遅れてしまいますよね……」

 「外部には支障はねぇ、鉄球の所を変えて、しばらく放電させれば元通りになるさ! 俺は残業でもいいけどさ!」

 「叔父さん……またそうやって無茶して……仕事のやりすぎで自分を疎かにすんなよ? 自分の身は自分しか守れねぇんだから……ネズミ野郎が言ってたぜ」


 親戚同士のやり取りの横に、一人のスタッフがやや眉が垂れ下がりながら、勇誠の元へとやって来る……。


 「勇誠さん……本当にごめんなさい……」

 「次から気をつけるしかねぇだろ? これは変だなってヤツは詐欺に詳しいのに相談しろよな!」

 「は……はい……」


 勇誠は腰に手を当てながら、スタッフに対して優しくも注意していった……勇誠は部下だなっと思った瞬間、何だか声が聞こえるような気がしてきた……。


 「間一髪……だったね……」

 「……? きらり……?」


 ……? 遠くにきらりらしき陰が、空の方へといたような気がする……私は気になって空の方へと見ると、ただ雲がいくつか見えるだけだった……。


 (この場所……やっぱり好きじゃない……故郷である星を滅ぼされてしまったから……あの時を思い出してしまう……氷に覆われてるけど、温かくて綺麗な地面……周りに囲まれた白くて綺麗な花……遠くに見える、浮かんだお城……大好きだった風景は、もう帰ってこない……凶暴な宇宙人それを溶け切った氷……枯れ果てた白い花……崩れ落ちるお城へと、変え果てた……私は耐えられずに宇宙船へと逃げ込み、『第二の地球(ここ)』へと不時着していった……)


 空を見渡しながら探すも、きらりは何処にもいない……仕方がない……私は今夜、彼女と最初に出会った場所に探す事にしよう……そう考えながら、私の名前を呼ぶセナ達を追いかけていった……。

 偽物のメールや警官による詐欺をしっかりと見分けて、被害を少しでも減らすようにしたいと私は思っている……。



 【ミライ図鑑】


 だりぃ……もうすぐ梅雨ってなると気が重くなっちまうな……はっ……だらけてばかりじゃダメだ!! 只今、掴み取りカップ麵セールがやってるんだった! 早くスーパーへ猛ダッシュだ!

 っつーわけで本日の紹介を――


 くらえ!!



 【アプリ紹介:ツブヤキリンゴ】

 今回はアプリ紹介! 世界的SNSサイトの『ツブヤキリンゴ』だぜ!

 『ツブヤキリンゴ』は文字通り、呟くSNSサイトだ! ゲームやタレントの運営はこれを使って、宣伝や報告に使う事が多い! 画像や動画の貼れるぞ!

 今時の奴はハッシュタグを付けて、投稿するやつもいる……! 付け過ぎ注意ですわよ♪

 誰もが知っているSNSだが、これだけは注意してくれ……SNSだから誰かに見られていると言う感覚を忘れんなよ? 誹謗中傷やレスバ、心がねぇ野郎はフェイクニュースや詐欺に使ったりするんだ……噓や詐欺師には鵜吞みにするなよ?

 こんな所かーそれじゃ、八二三ちゃんのツブヤキリンゴ、公式アカウントを是非、お願いしま~~す♡


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ