※18 友達たちと共闘(ボス戦を終え)
第1章 冒険のはじまり
※18 友達たちと共闘(ボス戦を終え)
ボス攻略後、しばらく[働き蜂]を倒していると無事に素材が揃い、ショウマのレベルも13になっていた。
キヨシ:「とりあえず[針]が20個揃ったから、ボクはここで一旦終わるとするよ。ショウマ君ならチーム組まなくても安定してレベ上げできるだろうし。
あと、[羽]も既に25個集まってて、[クイーンハート]ひとつで[黄色のスカーフ]っていう装備が作れるから一応渡しておくね。[AGI]10上がる装備なんだけど、装備枠が空いてるなら作っておいた方が良いと思うよ」
(※装備枠はどのキャラも3つある)
キヨシ:「[HP]用と[MP]用の卵も5個ずつ渡しとく。これ、スタートの村で売ってるポーションより性能良いから」
※([卵]はギルドで飼っているNPCの[ニワトリ](NPC:ノンプレイヤーキャラクター:プレイヤーが操作しないキャラクターのこと)が毎日産むもの。ギルドのレベルに併せて飼える数が増え、[HP]用の卵を産むか、[MP]用の卵を産むかはギルドで決めれる。なお、各プレイヤーがギルドに行くとそれぞれ貰えるが1日1回である。)
キヨシ:「今、ボクらが所属しているギルド[Mt.イースト]はレベルが[5]で、6匹の[ニワトリ]いるから、ギルドに入れば毎日[HP]用と[MP]用のが3個ずつ貰えるようになるよ。
あとアイテムも100個預けれるようになるから。今は関係ないかもしれないけど、手持ちの枠なんてすぐ一杯になるからね。
もし、ショウマ君がどこかのギルドに入ろうと思ったなら、ウチに来てくれると嬉しいな」
ショウマ:「いろいろと手伝って頂いてありがとうございました。昨日言ってた(キヨシの友人への紹介の件)のもまだ家族に相談していないので、今晩、話してみます」
タカシ:「知らないとこ入るより、ウチに入って一緒にヤロウぜ」
ショウマ:「うん、ボクもできたらそうしたい。レベルも13になれたし。まだ3日目なんだけどね」
タカシ:「早いよなあ。碌にフィールドでレベ上げしてないし。ほんともうちょっと苦労しないと」
タカシ:「なあショウマ。明日(土曜)と明後日(日曜)さ、オレ用事あってこれできないから、一人でやるのヤメテな」
ショウマ:「嘘!?なんで?」
タカシ:「お願い! 土曜は試合で日曜はクリスマス会(タカシは少年野球チームに入っている)あって。どっちも休めないからさあ。
ショウマやったらすぐオレを追い越しそうやもん。ほんとヤメテ。
あ、お前、塾あったろ?。ずっと勉強しといて!」
キヨシ:「タカシ、無茶言うな。
でもショウマ君、ボクからもお願いするけど、できればタカシとこれからも一緒にプレイしていって欲しいな」
ショウマ:「まあ昨日、お姉ちゃんは何も言わなかったけど羨ましそうにしてたしなあ…土日ひとりでやってたら何か言われそうだし…わかったよ。月曜まで待ってる」
思わぬ”足止め”を受けたが、今のショウマにある”満足感”は間違いなく二人のおかげなので、素直に希望を聞き入れ、土曜、日曜とゴーグルに触ることはなかった。




