※17 友達たちと共闘(思わぬボス戦)
第1章 冒険のはじまり
※17 友達たちと共闘(思わぬボス戦)
ショウマが攻撃に参加してレベルが12になった頃、[毒針]の素材の[針]が順調に20個揃おうとしていたが、ここにきてショウマが不用意に使った[誘惑の匂い]がボスに効いてしまった。
ショウマ:「あ、来ちゃった…どうしよう?」
キヨシ:「ザコでスタンしないなら、とりあえず防御してみて。もし耐えれそうならこのまま女王倒してしまおう」
女王蜂の攻撃にはさすがにスタンさせられたが、先に防御状態で女王蜂の攻撃を受けていたため大したダメージにはなっていない。
キヨシ:「いけそうだね、そのまま耐えてくれるかな? もし余裕があるなら、ボクたちに攻撃が向いたら、また[誘惑の匂い]でボスのヘイト(敵対心)を集めて欲しい」
ショウマ:「分かりました」
キヨシ:「タカシ、お前、女王の攻撃1回なら耐えれるな?。ならザコに警戒しながら最短で倒せるように立ち回れ」
タカシ:「兄貴の支援受けて1.2倍になってるからって、もうここのボスの壁できるんや…」
通常は支援職が後ろから回復等を行い、複数人でボスを攻略していくのが普通である。
スタートの村で売っている低性能のポーションのみで攻略するには3人では少し心許ないが、なんとか女王蜂の攻撃を押さえこんだショウマの活躍によって安定した戦いとなり、無事に倒せたのであった。
キヨシ:「そのレベルでよくボスの相手したね、ほんと凄いと思う。ここはザコにスタンさせられるから、普通の壁職の人でも支援なしでボス抑え込むにはレベルがいるんだけどね」
タカシ:「ああ残念! 一発で[クイーンハート]出たら良かったのにな」
※今、ボスが倒され[働き蜂]も[蜂の巣]も消失し、このフィールドには敵がいない状態である。
キヨシ:「数分したら、池の中のあの島にまた[蜂の巣]が現れるから。
ショウマ君、働き蜂が出てきたら[誘惑の匂い]を何回か使って30匹すべてのザコを集めてくれるかな?
タカシはザコがショウマ君に集まったら、あの巣にダッシュして[クイーンハート]取ってきてくれ」
タカシ:「は?あそこ何もないんじゃないの?」
キヨシ:「女王が現れるまでは[蜂の巣]の中に[クイーンハート]があるから触れたら取れる。ただ、それを取ってしまったら一回アウトしないとボスが湧かなくなるけど」
ショウマ:「さすがキヨシさん、よく知ってますね」
キヨシ:「タカシがアホなだけ。
でも普通じゃ取りに行くのも一苦労なんだけどね。ショウマ君のおかげで簡単に取れそうかな」
今日初めて使ったタカシの[俊足]により、あっさり[クイーンハート]が取れたのである。




