※15 友達たちと共闘9
第1章 冒険のはじまり
※15 友達たちと共闘9
次の日の放課後、ショウマとタカシはゲームの中で合流し、兄のキヨシが来るのを待っていた。
タカシ:「兄貴から連絡きてたんたけど、オウム系の特技で[ものまね]ってのがあるらしい。チームを組んだメンバーの特技を使えるらしいけど、[DEX]の値によって威力が下がるみたい。もちろんそのスキルに必要な[STR]や[INT]によっても威力も変わるからって。
お前、[INT]そこそこ高かったよな? もし[ものまね]覚えたら、魔法の攻撃もできるからヤバイな」
ショウマ:「[ものまね]覚えたらね。しかもそれ、チームに[鳥類]の人いないと結局使えないスキルだよね、ボク[STR]低いから物理系使っても意味ないし」
タカシ:「まあな、兄貴の[遠吠え]とかも重ね掛けできないからマネしてもしかたないしな…考えたら便利なスキルでもなさそうか?」
ショウマ:「姉ちゃんはもう[鳥類]選ばないと思うから、マネる相手を探すのに苦労しそう。それだったら普通に魔法の特技覚えたいな」
タカシ:「お前が魔法バンバン使ったら、こっち立場ないからそれはダメ!」
魔法の特技には一般的なゲームと同じで「火・水・風・土・光・闇」の6種類があり、3ポイント分で選べるようになっている。例えば、「火」に3ポイント使い「火レベル3」としても良し、「火レベル1」「水レベル1」「闇レベル1」に1ポイントずつ振って3種類使えるようにするも良し、自由に選べるようになっている。なお、水レベル1・光レベル1は回復系であり、この系統を選ばれることが多い。(哺乳類の[シカ]系が完全な回復職なためにそのスキルほどの威力はないが、攻撃魔法と回復魔法両方持っていると立ち回りが便利になるため)
しばらくしてキヨシがやってきた。
キヨシ:「お待たせ。タカシから聞いてくれたかな?ショウマ君のはオウム系だし[DEX]値高いから、たぶん[ものまね]の特技を覚える確率が高そうかなって。
あと、ボクが一緒にやっているメンバーの人たちに、またショウマ君を紹介してみたんだけど、ショウマ君としてはどうかな?」
ショウマ:「一回、家族に相談しておきます」
キヨシ:「了解。まあ気が向いたらでいいから、そのときはフレンド機能でもタカシからでも連絡頂戴。よければボクやタカシが所属しているギルドに入ってくれたら嬉しいかな」
ショウマ:「わかりました」
キヨシ:「じゃ昨日と同じように[同行]でハチのとこ向かうね。あとこれ、[毒針]預けとくから」
ショウマ:「ありがとうございます」
キヨシ:「今日で素材揃うようなら、それはそのまま持っててくれる? ボクが素材持って帰ってまた作っておくから」
ショウマ:「わかりました」
キヨシの[同行]で向かいながら[毒針]を装備し、早く「試し突き」をしたいショウマであった。




