※11 友達たちと共闘5
第1章 冒険のはじまり
※11 友達たちと共闘5
この[クイーンビーの巣]は池を中心としたフィールドであり、その池の真ん中に小さな島と1本の木、その木の根本に気球くらいの大きさの蜂の巣がある。その小さな島に渡れる橋がかかっているが、蜂の巣が巨大なため、橋の終わりが巣の目の前になっている。
キヨシ:「巣の前に飛んでいる、あの大きいのが[女王蜂]。あれを倒すと働き蜂も巣もすべて消えるから、その時ならあの島に渡れるよ。でもあの島には何もないけどね」
タカシ:「今日はレベ上げしたいからボスは倒さないよ。あれ倒すとしばらく敵が出なくなるから、レベ上げできなくなるし」
ショウマ:「ボクはここ(安全地帯)で特技使って待ってるだけなんで、何でもいいよ」
タカシ:「ショウマ、「特技使う」って普通は言わない。「スキル使う」って言い方するから」
ショウマ:「わかった。じゃ早速スキル使うよ?」
キヨシ:「ちょっと待って、使うタイミング言うから」
このフィールドでは現在、1mくらいの大きさの女王蜂と30cmくらいの兵隊蜂30匹が池の上をブンブン音を鳴らしながら浮遊している。池から2m程離れた石の下にショウマが隠れており、話のとおり敵をおびき寄せるとしても全部が向かうことはないが、もしボスを引き付けてしまうと厄介なのでボスが離れるタイミングをみているのである。
キヨシ:「今使ってみて!たぶん普通のスキル射程と同じ5m程の効果だと思うんだけど…」
ショウマ:[誘惑の匂い]
スキル使用と同時に半数の働き蜂がショウマが隠れている石の方向に移動し、石のまわりをブンブン飛び回るようになった。外の様子がわからないショウマも音の数や大きさで近づいてきたことはすぐに分かったので、[防御]をして二人の反応を待った。
キヨシ:「あれ?ハチがショウマ君を見失ったみたい…防御したから? その場所で防御したらオブジェクト(フィールドにある自然のもの)扱いになる。だから攻撃されないって聞いたことがあるんだけど。今の状態はそれが原因かな? じゃあそのまま待ってて。このあたりのをタカシと片づけるから」
キヨシがレベル15で取得した特技[遠吠え](チームメンバーの全能力1.2倍)を使った。これでタカシとキヨシは共に1撃で敵を倒せるようになったので、二人は次々と倒していくのだった。




