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二章プロローグ
ドスンドスン
何かが壊れる音がする。
ドンドン
何かを壊す音がする。
ああ、また始まったんだ。
イタイ
お母さんが泣いている。
イタイ
お父さんが怒っている。
イタイ
私はただそれを眺めている。
イタイ
お父さんがこっちに歩いてくる。
ヤメて
お父さんは私の頭を触る。
来ないで
何かが腐敗した匂いがする。
イタイ
これが、私の当たり前。
イタイ
誰かが囁く声がする。
イタイ
甘く優しい声が頭の中に響いてくる。
ダメ
大丈夫よ。
コナイデ
あなたは一人じゃないわ
イヤダ
だって、こんなに優しい私があなたについてるんだもの




