特別術 ガーシュの信託が降るまでの道のり
今回は第一から十三術までのガーシュ様のこれまでの短編話です
我輩は、神なのだ。
名は『ガーシュ』、この世界の創造せし神なのだ。
我輩は今日も、下界のものを異常が無いか観察していたのだが……あのエセ協会のせいで、あの何か冴えない男を観察することになったのだ……
ことの発端は、あのエセ教会が禁術である『勇者召喚』を行おうとしたことから始まったのだ……あの術は我輩が暇で作った召喚方法で、別世界からここの世界へ転移させることが出きるものなのだ。
それが色々と問題で、ソトールにシコタマ怒られてのだが……そんなことより、流石にあのエセ教会になにも知らない別世界の人にあれこれ嘘を教えてしまうと考えた我輩は、何か止める方法を考えたが……何か丁度、魔物を召喚しようとした魔女がいたから、召喚先をこっそり変えたのだ。
その後、教会が何か大惨事起こっているが知らないのだ。因果応報なのだ。
だけど、その後召喚した魔物のせいで、生息地がめちゃくちゃになって、結果的にソトールにシコタマ怒られた………グスンッ。
ソトールはあのあと『ガーシュ、貴様!責任もってあの別世界の住人をしっかり責任持って観察しろ!』と、言われたので渋々あの『サカモリ・サチ』と名乗った男を観察する羽目になったのだ………ンが~!!おのれあのエセ教会王国!!お主達のせいで我輩が面倒ごとに巻き込まれたのだぁ!!
ふと、あのしあわせと書いて幸という男を観察しておると……どうやら、『個体能力』が『錬金術』と出ておった……ほー、珍しいの。500年ぶりに見たスキルなのだ。
と、物珍しく見ていると――な、なんだあ!?黒いパンがフカフカそうなパンに変わったのだ!如何やら、幸が言うには、『あんぱん』というらしい……そのパンを食べた魔女が絶賛しているのだ!お、美味しいのか……?ジュルリ……
い、いかん涎が……何!?『メロンパン』!?『チョココロネ』!?なんなのだそれは!!食べてみたいのだぁ~!!
ここ数日、幸の行動を観察していたが……まさか、『二つ名』の『光輝なる白銀龍』を『契約獣』にするとは……だが、それよりも……何なのだその揚げ物とやらは!た、食べたいのだぁぁ!!
ああ……『唐揚げ』、『サンドイッチ』、『キノコの肉詰め』……それに『ステーキ』……ううっこれは拷問なのか?我輩も美味な食事を堪能したい……あーあ……少しでもいいから加護があの主に分け与えればなぁ……
『へー……神様も色々あるんですね……俺も『加護』が欲しいな……』
っ!?今の聞いたぞ!本来なら勝手に与えるのはダメなのだが、祈りをしているものには与えてもいいと、ソトールも言っていたから問題はないのだ!!
早速、加護を与えて、甘味たちをゲットするのだぁ!!全速全身なのD★A★!!
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こ、これが夢見まで見た別世界の甘味……確か『どら焼き』と言っておったのだ。早速食べてみるのだ!―――アムッ……っ!!
う、旨いのだぁぁぁ!!なんて甘さなのだ、この餡子という物は!!アムっ……!?このどら焼き、中に乳のクリームが入っているのだ!!餡子のしっかりした甘さと乳の濃厚さが更なる甘みを引き立たせているだ!!旨い、旨いのだ!!
も、もう無くなってしまったのだ。だけど、美味しかったのだ……ソトールにも少しくらいなら分けてもいいぐらいなのだ。
それに、ちらっと見ていたが、酒も錬金していたな……酒の類はソトールも好きだったはずなのだ。いやはや、『錬金術』というのは便利なのだな……500年前の使い手でもそんな使い方はしていなかったのだ……
これからどんなお供え物が来るかワクワクするのだ!これからもお主の旅路を暖かく見守っているのだ!だから甘味を期待しているのだ、幸よ!!




