もう一人の私へのプロローグ
私はあれから、ギルドには戻らず
お母さんとお父さん、それに
日凪ちゃんと明さんと共に
仲睦まじく暮らしてる。
確かに、前と違ってご飯も食べれないし
眠ることも手順があって大変…
でもね…?
(ひまり…もうすこし…)
フラリスさんがずっとついてくれてる。
てっきりギルドに戻るかと思ったのに
私の事…心配してくれたんだ。
それに…!
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物思いに耽るより
洗濯が先だろう。
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諦神さんまで!
…あれから、色々あって
私の家で一夜を過ごしたの。
最初は戸惑ってたけど
次の日からとっても優しくて!
で…祠にお参りに行ったんだけど様子が変だった。
紫の妖気がね…あふれてて…私は腕輪を手に取った。
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無理やり勇者向日葵
への祈りを注入された
止せと言ったが止めぬ
止めろ
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そんな事を言うので私は機械の腕だけど
付けてあげたんだ。
わたしにはみんながいる…それに…!
「日葵!」
お父さん
「日葵…」
お母さん
「日葵ちゃん!」
日凪ちゃん
「日葵…」
明さん!
だいっすきな家族がいるもん!
フラリスさんが治ったら
この莫大な祈りと明さんの知恵を借りて
自分を取り戻す旅に出かけるんだ!
「新しい服を縫ったんだ!着てみて!」
「あなたは私のもう一人の娘よ、日葵…」
日凪ちゃん…明さん!
「父さんも協力するから、元気になろうな。」
「昔みたいに、人間に戻れるといいわね…」
お父さん、お母さん、頑張る!
時々レンさんも連絡をくれて
私の気を使ってくれる…
ギルドにはもう行ってないんだって。
でも…もう私、体を失って…
現実には出られないと思ってたのに
無限の可能性がこの魂の中にある…
ありがとう!”日葵ちゃん”!
きっと私達二人には、新たな希望の一歩
それが待ち受けていると思う。
けど…それは…
不思議な服の話じゃないよね!
だから…これにて…おしまい!
げんきでね!みんな!
444話目…ここでは終わらない。
まだ、終わりじゃない。
あと、1話だよ。




