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レベルアップが命取り?建内 日葵と不思議な服  作者: 和琴
”宝珠を手放した勇者の宿命” - あらがう者こそ真の勇者なり
382/390

激震 - リバランス

これでいったんは精神負荷が高い所は終わりです。


ちょっとこの物語に対する指摘に今朝ショックを受けてしまい

完全にこの作品のお勧め出来る所がなくなってしまったので少し書かせてください。

この先も暫く物語は進みます。

エンディングまでに日葵ちゃんは多くのものを次々と失うことになります。

最後は救われますが、かなり核心的なものも。


それがつらい方や、そもそも読めるレベルじゃないよ!というお方は

こ読了していただいても構わないと思います。

本当にお読みいただきありがとうございました。


ですが作品概要にも書いた通り、出来る限りのけじめとして

毎日見直しと自棄にならない頻度での投稿を続けようと思います。


もし1日前の自分と同じ感覚の方がいらっしゃいましたら

涙あり嬉しさあり、救いあり悲しさあり

色々なお試し要素ありの物語が続いていきますので

お楽しみください。(そもそもそういういろんな作品読んでから書けって話ですよね。すみません。)


自分自身は…もう色々と心が折れました。

でも日葵ちゃんも、心が折れそうな中走りぬいています。

そんな中で、私が投稿をやめる訳には…いきません。


長々とすみません…では失礼します…。

カロル国の首都広場…そう

この中心的立地で起こった出来事は

波のように波及し、全世界に影響を与えだす。



仮組みの陣地の中会議していた

北連合…まだ解散しきっていない軍隊の

リーダーたちは余りの衝撃に頭を打たれていた。


「何…!カロル国により向日葵が死んだ…だと!」


「バカな…新しい大地に居る

ドラゴン達にどう釈明すればいいのだ…。」

エルドは口を押え、ロアソンは両手をつく

言葉だけが、空回りしていた。


「それが…"我々は結果だけ見る"…と

失望を…させてくれるなと…。」


「我々が、カロル国に失望しているのに

竜が失望していないはずが無かろう。」


事件の波紋は、他国により大きく広がり

その架け橋が大きく揺れる。


ドラゴンたちは明から事前に事情を聞き、

戦争が起こらないよう数匹が中央に陣取って、

にらみを利かせていた。


「カロル国右砦から…

推定2日の道を休みなく走らせ…

疲労及び…出血多量で死んだ!?

いつの時代の話だ!こんな方法があるか!」


読み上げた兵士はその報告書を投げ捨てた。

かつて、勇者に救われた兵士だった。


「我々としては…カロル国内部の問題としたいが…

”そんな国”と隣接する可能性があるのは頂けない…

あの土地がカロル国にわたるのは

何としてでも阻止しなければならない!」


エルドは強い口調で、そう話した時

別の兵士が会議室に走り込んできた。


「大変なことが起こりました!

カロル国王が退位、その座をゼン・モーダ元元帥が務めると

発表されています!」


「引き続き情報収集をしろ!

大変革が起こるかもしれんぞ!」

ロアソンも目を回すような勢いで

事前に用意させた報告書や新聞の山を読み漁り始めた。


「まさか…こんなことになるとはな…。

あのか弱そうな娘がここまでとは…」


だが、この上層部の反応はかなり冷静なものであった。

ヌーバーンの兵士たちは…


「ふざけるな!許されざる蛮行!

我らが成敗してくれる!」


「国王は生きて0から学習!?

心でなく死で償うべきだろう!!」


他の国もその市民も話を聞いて内心呆れ

怒りに染まっていた。


特に隠れた勇者の信者の怒りはすさまじく、

ダンジョンベルトを渡ってまでテロを起こす事例も発生

カロル国と他国の関係はこれを機に

大幅に冷え込むこととなる。


この時代にしては大きく立派な木造の建物…

紙が山のように積もった部屋の中。


「探せ!」

カロル国の新聞社は、せわしなく動いていた。


「勇者の名前に一致する国民は存在しない!

リストを確認した…間違いない!

これだけの事件だ、正体が分かれば

大金星だぞ…!」

記者と広告屋の男は勇者の正体を暴こうとしていた。

実は以前からこう言った行動はあったものの

”あの日”から爆発的な熱を帯びた。


王が勇者の処刑を宣言し、翌日に勇者が消えた

あの事件は国を変えた。


「全ての人が読むスクープになれる!」


「しかし、…もっとも類似した名前の少女は

植物状態との噂…誰にしても歳や性別、生活場所が違いすぎます。

それ以外名前の類似もなく余りに手がかりが少なく…」


言い訳する記者に広告屋が叫び

その熱は伝播した。


「それでもプロか!やるんだよ足で!」


一方この話題は酒場で語り草になったが

さらに深刻なのは宗教施設であった。


「勇者は蘇り、我々に恩恵を与えてくれるはずです。

その時のため、今は基金に献金を…」


勇者の言葉に応じ王が辞任したという衝撃はすさまじく

影響力に乗じたクズ虫が大量発生するように

怪しげな話が飛び交っていた。


「憲兵だ…!逃げろ!」

兵たちがそこに押し入り、”事情”を聞いて回るも

一時的な流れの勢いはすさまじいものがあった。


「もうこんな怪しい集金はするなよ!

…ところでそこの君…

この花は向日葵じゃないよ、黄色いユメバナさ…」


「そうじゃないよ、その心持が重要なんだよ!おじさん。」


「おじs…!!」

そこには宗教だけではない、

ただの思いやりも混じっている様であり、

それこそ日葵の望む受け取り方ではあったのだが…。

カロル国王は立派と呼べる精神を持っていなかった。

あれからそのまま部屋に籠り一日間…

頭突きで寝具の柱を折り、叫び転げまわり

あまつさえ妄想をする小汚い男であることに

嫌気がさしてしまったのだ。


「ワシが助けなくて、良かった…」

その結論にたどり着いた時、あるのは絶望のみであったが…


そして落ち込んだ気持ちで寝て起きて、

起きたときにようやく思ったのだ

「ゼンは、こんなわしに子供のころから

構ってくれていたのか。」


部屋から出ると、会議室にはゼンがいた。

「そろそろと思っていましたよ。」


土下座

「代わりに王となってくれ!」


「それも分かってはいたけどねぇ。

条件は、王様が勇者のように

立派になることかねぇ」


涙を流しながら一言答えた。

「…頼む!」


こうして王は、身を引いたのだった。

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