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第七十五話 試合開始か?!路上の喧嘩か?!

第七十五話 試合開始か?!路上の喧嘩か?!


 今日は火曜日の面接の日だ。

昨日、月曜日は最後の面接の練習だった。

練習は所詮練習だ。

 特に面接などは一発勝負で、何を聞かれるかなんてわかるはずはない。

 予想出来るシュミレーションはやり尽くしているのはお互い了解済みだ。

 

 合気道や少林寺拳法の演武ではなく、空手の約束組み手や、顔面なしの我慢比べの練習でもない。

 綺麗なオフィスでの試合だ。

オフィスでの路上の喧嘩と書きそうになったが、最近はコンプラで、ルールはありそうなので試合だろう。笑笑

 しかし、今回の面接では、路上の喧嘩のつもりで来た。

 いっちゃんは、路上の喧嘩で、蹴りなんかを観た事はなかった。

 実際の喧嘩は、組み付いたりパンチだ。よっぽどの達人なら蹴りが有効かもしれないが、そんなリングや道場内の試合みたいな喧嘩なんて、路上では、まず見た事はない。

 高段者の人なら凄いのかもしれないが、全ての武道の格闘技の人格者の人は、そもそも路上で、自分から喧嘩などしない。

 まあ、ぶっちゃけ、路上の喧嘩ならボクシングと柔道が一番有効だと思うが、面接にそれが当てはまるのかは、いっちゃんは知らない。

 けれど、路上の喧嘩より、いっちゃんは戦場に来ているつもりでいた。

 (戦場は武器が使えるからなぁ〜)笑笑

とか、訳のわからない事を考えていたが。

 

 山谷さん、お願いします。

「はい」

と、呼ばれて、いっちゃんはドアをノックした。

「失礼します」

「どうぞ、初めまして、面接官の高田です」

「橋本です」

「山口です」

「宜しくお願い致します」

面接官三人といっちゃんの面接が始まった。


「竹先生から聞いています、まあ今回緊張などなさらず、ぶっちゃけで良いです。

 山谷さんも、社会人で三十年もやって来たベテランです。そんな人にしょうもない面接をする気はありません。普段のスタイルでお願い致します」

「こちらこそありがとうございます」

と、いっちゃんは答えながら、

(余計に緊張するやん)と思いながら、質問を待った。

「これからどういう風に生きて行きますか?! この会社に何かくれますか?!利益なり、技術力なり、この会社は先を見据えているけど、利益も大事です。何をあなたの人生から、弊社に何を与えてくれるのでしょうか?!」

 初っ端からディープな質問だった。

考えていたとはいえ、露骨にストレートだったので怯むのは当然だった。

 

「わかりました。面接とはいえ、ぶっちゃけで話をさせていただきます。まず、結婚するので、お金の為に就職はお願いしたい。お金ください。

 入社してやりたい事は、家電のレベルを向上させたいです。

 生活の為のITのインフラを家庭内で実現させたいです。

 それは、国全体とかではなく、個人の家の家庭のレベルにおいてです。

 来ないだ、290円のアルディーノの互換機が発売されました。

 家電をハックして、自分自身でカスタマイズする。

家電のDIY、これなら、プログラムもハードも向上する。全世界のターミナルにオープンソースを公開して、算額を奉納するような知性の民主化を図るべきでは?!」

 

「なるほど、最初っからハッキングをバックアップする会社なんて、秒で潰れちゃいますね、法的責任とか、賠償金は天文学的な数字になっちゃいますね。笑笑

面倒な事をどう解決しますか?!」


 続く〜

 

 

 

 

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