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第52話

次は出力可変で出来るかだ。


板をもう1枚もらう。


風の強さについては未検証だが最大4くらいで良いだろう。


========================================

#include <stdmagic.h>

int main(int argc, char const *argv[]) {

char *endptr;

long num;

if (1 < argc) {

num = strtol(argv[1], &endptr, 10);

if (*endptr == '\0' && 0 < num && num < 5) {

wind_magic((int)num);

}

}

return 0;

}

========================================


これで魔法陣化してウィルさんに出力指定をしてもらおう。


「ウィルさん、出力指定をお願いします。」


ウィルさんは板を受け取り、先ほどと同じように両面にスタンプのようなものを押す。


淡く光った、これで1、2、3、4の風力指定ができるはずだ。


…うーん、うんともすんとも言わないな。


そうか!


魔法陣に触れないと出力指定ができないのか!


と言うことは魔石を手のひらで覆うようにすれば魔法陣に触れられる。


…駄目だ、動かない。


何か見落としは…


…実行許可がない?


ウィルさん、バリーさんなら起動できるのか?


1度やってもらおう。


「ウィルさん、バリーさん。1から4の間を指定して起動していただけますか?」


「では、私が。」


バリーさんは板と魔石を受け取り起動を試みている。


…風が出ない、違うことが原因か?


「起動しませんね…」


そうなると動かない原因はプログラムだな。


考えられるの原因は2つしかないがそれぞれでわかるようにするか。


========================================

#include <stdmagic.h>

int main(int argc, char const *argv[]) {

if (1 < argc) {

ice_magic(1);

} else {

wind_magic(2);

}

return 0;

}

========================================


これで原因が分かるはずだ。


出力指定がそもそも出来なければそよ風、出力指定の内容があれば氷が1個出る。


同じように魔法陣化してウィルさんに出力指定をしてもらう。


さて、どちらだ?


…そよ風だ、出力指定ができないのか?


魔法陣の実行許可があるウィルさん、バリーさんでも同じ挙動か?


「ウィルさん、バリーさんも試してみてください。」


ウィルさんもバリーさんも検証の結果はそよ風だった。


魔道具については出力可変の魔法陣が使えないのか…


インクで描く魔法陣にすることによって出力指定を読み取る機能が欠落したのかもしれない。


「柴田さん、どうしました?」


「あ、いえ。どうやら魔道具については出力可変の指定が効かないみたいです。ですので出力を変える場合はその分魔法陣を用意しないといけないですね…」


「あの、柴田さん…魔道具は出力の変更は出来ないのが普通です。」


え?


そうなの?

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