間話7
ランド・エンエヌ国王視点3
1/2とは何だ?
「この情報には続きがあって鑑定結果に人差し指で触れて左に滑らせると出ますよぉ。」
それを聞いて宰相が鑑定結果に人差し指を伸ばし左へ動かした。
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出身:惑星アルファ/エンエヌ王国/王都
職業:エンエヌ王国宰相
身長:165cm
体重:73kg
賞罰:税の軽減を提唱
適性魔法:水魔法
婚姻:あり
危険度:低
2/2
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『賞罰』の項目があるのかっ!?
これは即日運用を…いや駄目か。
異界の者である柴田を狙うものが出てくるだろうし、この項目の内容を見られたくない妨害する勢力が少なからずいる…
…この機会に一掃してしまうべきか?
それにしても危険度とはどう言うことだろうか?
「フリーよ、危険度が『低』と出ておるがこれは何だ?」
「それは項目に触れると追加の情報が出ますよぉ。」
それを聞くと宰相は危険度の項目に触れた。
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国に害する考えはない。
最近国王が仕事から逃げる為、仕事をする第1王子に国王になってもらいたいと考えている。
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む!?
そのようなことを考えておったのか!
これは謀反……ではないのか。
仕方がないではないか、通常の執務に加え異界の者の対応、災害に備える準備と調査。
フリーは問題を持ち帰るし…
「確かに最近の陛下は仕事から逃げているのでそのような考えを『うっすら』しております。しかし、これは危険ですね…すぐさまこの情報を公開するのはお勧めできませんね。」
「そうなんだよねぇ、作った本人の柴田君が何も分かっていないんだよねぇ。あとこの鑑定の魔法陣は人間以外にも使えるよぉ。」
人間以外…モノにも使えるのか!?
ん?
あの冷静な近衛騎士団長が身を乗り出している?
「フリー王子!人間以外とは具体的に何でしょうか!?」
「騎士団長、落ち着いて。人間以外には『物質』『動物』『魔物』を対象に鑑定ができるよ。詳しくはこの資料にまとまっているから。」
フリーが配った資料を見るとすごく分かりやすい。
5枚しかないがよくまとまっている…
ん?
『魔法陣すぐやる課』とは何だ?
「私の考えだけど、まず妨害することが予想される勢力を潰す。その後でこの鑑定魔法陣を騎士団の方で運用してもらうけど良いかな?」
「はい!この資料があれば今すぐにでも運用が出来ます!」
「フリー、ちょっといいかな?」
「ログ兄上、どうしました?」
「動物や魔物も鑑定ができるのならそれらを管理、調査をする生物省も欲しがると思う…と言うよりそちらでも運用をさせたい。鑑定すれば正確な情報が出るなら危険性のある『魔物』の情報を集めたい。」
さすがは長兄だ、この魔法陣は危険だが有用性が高すぎる。
騎士団だけの運用では足りない。
「うむ、ログの言う通りだ。騎士団での運用はもちろんだが他でも有効活用出来るところへは活用をさせよ。…その前に反対勢力を潰してからだな。それとこの『魔法陣すぐやる課』とは何だ?」
「あぁ。それは今後この国に恩恵をもたらす機関名ですよ、父上。ですので来年からこの新設の機関に予算を割いてくださいねぇ。」
むぅ、予算には限りがあるのだぞ?
ほら、宰相も渋い顔をしている。
「そうそう、出力可変の魔法陣も報告しないとねぇ。一つの魔法陣で出力を調整できるようにしたのもこの『魔法陣すぐやる課』だよぉ。」
駄目だ、皆興味津々の顔になってしまった…
何処かから予算を引っ張ってこないといけないかも知れない…




