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第42話

ドライフルーツ・水騒動が収束し、今後の話をした。


話し合った内容をまとめると


・明日から2週間程度フリー王子は王宮に戻り不在となる


・不在の間は伯爵様を代理の責任者とする


・インデックス作成作業は進めても良い


・魔法陣を介して生成したものの効果について調査を行う


・定期報告については屋敷に部下を残すため不要


明日からのやることも決まったし色々進めていかないとなぁ。


インデックス作成作業はするとして魔法陣を介しての生成物についてはウィルさんに任せよう。


検証案は最初に打ち合わせをしておけばズレた内容にはならないだろう。


ちょうど昼の鐘も鳴ったのでこの場は解散となった。


『魔法陣すぐやる課』の部屋に着くとフッと肩の力が抜けた。


自分でも気づかない内に緊張していたようだ。


フリー王子はいつも通りに見える、ウィルさんは少し気が抜けているように見える。


バリーさんは…小刻みに震えている、お茶を淹れようとしているがこぼして周りがビチャビチャだ。


今日はもう何もせずゆっくり過ごすで良さそうだな。


その後、晩まで作業はせずにドライフルーツをお茶請けにお茶を飲んだ。


この『乾燥』をかけた果物がすごい効果があるなんてなぁ…


感想はドライフルーツだけではなく乾物や生ハムも出来そうだな。


海藻やきのこといった食材があるか確認してみよう、生ハムは脱水が必要だったはず。


乾燥とは違うから肉をダメにしてしまうかもしれない、保留だな。


他に見つけた魔法陣について活用方法を考えてみるか。


『氷』は暑い時期なんかに重宝しそうだなぁ、熱出た時の氷枕としても役立つな。


それから食材の保存もそうだが流通でも遠くから運ぶ時でも冷やして持っていけるから鮮度を保てるんじゃないか?


『保温』は出来立ての料理を保温しておくぐらいか?


…いや、氷と併用して使えば冷蔵庫ができるんじゃないか?それに氷と同じ様に流通だ。


温度が固定できるのなら飛躍的に流通が伸びる。


後は保温できる範囲にもよるが好きな温度で固定した部屋も出来そうだなぁ。


サウナが出来る日も近いな。


『加速』は何だろうか?


この世界の乗り物だと馬車か?


それだと馬に発動すれば速度が速くなりそうだが馬への負担が気になる、それに生き物への実験は理性が働いて出来ないな。


そういえば馬車の構造的にサスペンションがあるかどうか気になるな。


ウィルさんが復元したバイク、元は2人目の召喚されたトーマスさんが趣味で作ったものらしいから乗り物に対しての知識を活用しているかもな。


一旦保留だな。


『シミ取り』は謎だ。


関数ヘッダのコメントはシミ取りだが日本語以外の内容がなぁ。


========================================

/**

* @fn remove_magic

* @brief シミ取り魔法

* @param void

* @return void

*/

void remove_magic(void)

{

god_api(MAGIC_SERVER_URL, "magic=remove");

}

========================================


removeって取り除くって意味だよな。


シミ以外も適用できるんじゃないか?


これはコメントを信じたら不味そうだな、衣類は検証できそうだが下手に使用してしまうと弊害が出てきてしまうかもしれない。


これも一旦保留だな。


最後に『硬化』だな。


これは使い道が一択だな、硬度指定も風魔法と同じ感じだったし。


…城壁とか硬度を強化出来たら他に武器とかも出来るだろうから軍事利用されそうだなぁ。


これも保留か。


この世界はよく分からないな、便利なのか不便なのか。


まぁ少しずつでも進めていくしかないか。

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