第38話
その後、追加情報が出る項目があるか全てタップをして検証した。
結果は意外とタップできる項目があった。
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[ 人間 ]
『スキル』 何ができるのかを説明。
『賞罰』 皆から認められる功績などが表示される、罰は不明。
『危険度』 その人の生き方について説明。例外として召喚された者は計測中となる。
[ 物質 ]
『構成要素』 主に元素で記される。
『危険度』 扱い次第で生き物に対して害になるかを説明。
[ 動物 ]
『種族』 生態、習性等を説明。
『危険度』 他の生き物に対してどのくらい害になるのか、生態系に影響を及ぼすかを説明。
『希少度』 全生き物数に対して種族の数を比較し判定。
[ 魔物 ]
『種族』 生態、習性等を説明。
『スキル』 何ができるのかを説明。
『危険度』 他の生き物に対してどのくらい害になるのか、生態系に影響を及ぼすかを説明。
『希少度』 全生き物数に対して種族の数を比較し判定。
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こういったUIの情報は重要なので資料に載せてもらう事とした。
検証後は再び文字の勉強を再開する。
うーん、さっぱり分からん。
絵の下に文字があるのだが単語に対して文字数が多かったり少なかったりでいまいちピンとこない。
僕のスキルのように文字の読み取り、書き取りが出来る魔法陣ないかなぁ。
そう思っていると昼の鐘がなった。
小休憩の時間だ、勉強から一時解放されると思うとなんだか学生のようだ。
「柴田君はこちらの世界に来て7日くらい経つけどこちらの生活はどうだい?」
「快適ですよ、徹夜もないですし。食事の用意や洗濯なんかもやっていただけますし。…ただ故郷の味が少し恋しいですね。」
「へぇ、それってどんな味なんですか?」
「異世界の料理は私も気になるなぁ。」
皆気になるようなので、僕は知る限りの調味料や料理を話した。
しかし、醤油や味噌のようなものは聞いたことがないそうだ。
この国にはないということは確定だな。
ただ、似た味のものはあるかもしれないしそのうち探してみよう。
「もしかしたらとは思いましたがやはりないですね。異なる文明の発展をしていますし仕方がないですね。」
「んー、他国にあるか調べてみようか。新たな交易の品になるかもしれないし。」
他国かぁ。
閉鎖的なところにはもしかしたらあるかもしれないな。
しかし、調べてもらえるのはありがたい。
「お手隙の時に調べていただけますとありがたいです。」
「まぁ、僕は指示を出すだけだからねぇ。見つかれば儲け物だし、見つからなくても他国情勢の調査になるからね。」
「あ、そうだ。この間インデックス作成中に見つけました乾燥の魔法陣で明日の試作品発表の後実験しても良いですか?」
「ん?良いよぉ。すぐ出来るなら続けて公開実験でもいいよ。」
隠すようなことでもないし続けて実験をするように今日のうちに用意しておくか。
「では、明日続けて出来るように準備をします。バリーさん、申し訳ないのですが後で魔法陣を作るので覚えていただけますか?」
「承知いたしました、乾燥の魔法陣ですね?」
心なしかバリーさんの声色が弾んでいる、新しい魔法陣や実験が楽しいのだろうな。
後はメイドさんに果物や包丁を用意してもらわないとな。
その後、僕たちはそれぞれの作業に戻った。
王子は相変わらず魔道具で情報のやり取りをしている。
緑色の光がチラチラ視界の隅に映るので気が散る。
ウィルさん、バリーさんは黙々と資料作成をしている。
伯爵様も同席ということでもう1セット複写をしないといけないが急遽の事態に慣れているのだろう、落ち着いているな…
僕も僕で文字の勉強をしないとなぁ。
とりあえず法則もわからないので単語を丸暗記する方針で覚えることにした。
フリー王子の魔道具が視界に入らない様にね。
集中して暗記をしていると晩の鐘が鳴った。
久しぶりに集中したなぁ。
「それじゃあ、今日はここまでにしよう。明日は応接室で披露会をする様に段取りをしたからねぇ。明日は直接応接間に来てくれ。」
うーん、有能なPMだ。
ウィルさんとバリーさんで明日の役割を話そう。
明日はフリー王子に伯爵様達がどんな反応するか楽しみだ。




