第18話
さて、氷の魔法陣の検証はまず1ケース目が完了だ。
大きさを測っておきたいが今は余計な行動は抑えておくか。
「ん?いいよ柴田君。氷の大きさを測っても。」
んー、やはり考えていることがわかるのか?
第4王子のスキルか?
ひとまずはお言葉に甘えて大きさを測っておこう。
「ハワード伯爵、とても面白いことになっているねぇ。あと鑑定の魔法陣について新情報を見られるようになったんだよねぇ。ちょっと私にかけてみてくれないかなぁ?」
「…フリー王子、それは国家機密に当たるのでは?」
「いいよいいよ、やっちゃってぇ。」
「いいよではありません!ここにいる者は後ほど国家機密についての契約書に署名してもらいます!アーロン、後で契約書を人数分用意をお願い。……では、エディン。フリー王子に新しい鑑定の魔法陣を。」
「…承知いたしました。」
伯爵様の心労が急上昇だな。
そう思っているとエディンさんが魔法陣を発動し、フリー王子の前にウィンドウが現れた。
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名前:フリー・エンエヌ
年齢:25
スキル:読心、魔法陣(実行許可)
備考:エンエヌ王国第4王子
1/2
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やはり、読心か…
チートすぎないか?この王子様。
これからは下手なことは考えないようにしておこう。
「それで新情報を見るにはどうするんだい?」
「鑑定結果に人差し指を付けて左へ滑らせるように動かすそうです。」
「ふーん、あ。出た出た。」
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出身:惑星アルファ/エンエヌ王国/王都
職業:エンエヌ王国第4王子/諜報部隊責任者
身長:180cm
体重:60kg
賞罰:なし
適性魔法:水魔法、氷魔法、土魔法
婚姻:なし
危険度:良
2/2
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王子が諜報部隊トップかよっ!?
部下がパーティに参加していたのも鑑定の魔法陣がらみで調査をしていたのか?
適性魔法に氷がある。
バリーさんとの違いを見てみたいなぁ。
「ん?あぁ、いいよ柴田君。私も検証に協力しよう。魔法陣を見せてくれるかい?」
「あ、少々お待ちを…」
僕は持っていた紙にささっとプログラムを書いてスキルを行使した。
スキルを行使すると紙が光った。
「こちらになります、フリー王子。」
フリー王子は笑顔だが動かない、どうしたのだろうか…?
「…今のは何だい?君のスキルかな?」
まだ僕のスキル情報は伝わっていなかったか。
簡潔に答えよう。
「はい、ご指摘のとおりです。魔法陣を僕のいた世界の言葉に変換するのと、その言葉を魔法陣に変換することができます。多少制約はありますが。」
その言葉を聞いた王子は頭を抱え、呟いた。
「…直せるかもしれない?」




