ミッション03-妹じゃなくて、私がヒロインですー
今回はかなり短めです。
ぶちゃけ、姫宮ちゃんのためだけに書いたようなものなので。
――佐藤家の食卓からところ変わって、ついでに少し時間ももどして、放課後の職員室ー
「で、佐藤の次はお前か、姫宮…」
「なんですか、田中先生。その、さもわたしが問題児であるようなため息のつかたは」
「佐藤もそうだがおまえらすこしは自分が問題児だってことを認識しろ!!」
語尾だけ高くなるが、どうしてもその表情に疲れの色が見える田中何某先生。
その疲れの原因はけっして佐藤だけでなく、この少女、姫宮夕もかかわっていた。
「先生、私はそのだれかさんと違ってちゃんと課題を提出していたはずですけど?」
「これをちゃんとといえるのかお前は!?」
バンッと、机の上に出された夏休みの課題らしきプリントの上にはー姫宮夕ーと、書かれていた。
そしてその問題の回答欄はというと
ーわかりませんー
ーわかりませんー
ー私にはとけませんー
ーわっかありませんー
と、書かれていた。
パラパラとページをめくる田中教師。
中身がどんなものかわかっていてもやはりもう一度見るとストレスがたまるのか、その顔にはえもいえぬ表情が浮かんでいた。
「おまえも、なんでテストの成績はいいのにこんな回答をよこしてきたんだ…」
「ぶっちゃけ、まじめに課題をやるのがめんどくさかったからです」
「ぶちゃけるな…」
声を上げて怒鳴ろうとしたのだろうが、彼のLPはすでにぎりぎり。
どこにもそんな声を上げるような心の元気に余裕はなかった。
「何か問題あるんですか?」
「逆にどうして問題がないと思った!?」
「乙女の第六感です」
「そんなもの宿題に関係なだろ!?」
「はぁ、なんて不毛な会話なんでしょうか」
「お前が言うなそれを。それは私のセリフだ!!」
「そう、私がこの物語でのメインヒロインです!!」
「いきなり何を言っているんだお前は…」
「先生、私のこのセリフ、代わりに奪ってもいいですよ?」
「誰が奪うか!!」
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うん、やっぱりここも鬱ストーリー入りかけてました。
どこかというと先生の「問題ないと思っていたのか!?」のところ。
添削前は「だって、友達とかの宿題を丸写ししてる人いるじゃないですか。それとどっこいどっこいです。その点、わたしともだちいないのでそんな心配いらないですよ」からの、延々と続く自虐ネタ…
興味ある方いれば、いつか載せてみます。




