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われら青春応援隊  作者: リア充爆発し隊
3/8

ミッション02-宿題ー

先生との会話のところ、気が付いたら思いっきり実体験からの鬱ストーリー入ってたので急遽全消し…

はぁ、めんどくさかった!

「きりーつきょうつけれい」

委員長の掛け声に合わせて礼をし、また着席するクラスメイト達。


いつも思うのだが、授業の始まる前のこの挨拶、はっきり言って無駄なのではないだろうか。

一、先生に対して礼を尽くす。

二、自分に対して、気を引き締める。

たしかこんなことを初めての授業を受けるときに聞いた気がするが、それも今は昔というかなんというか。


委員長はあいさつを間に点を入れずに一息で言おうとするし、ほかのクラスメイトとは言うと、椅子を少しだけ引いてちょっと腰を浮かせただけで礼とも言えないような礼をする。

むしろこれは先生に対して「礼を尽くす」のではなく「無礼をつくし」ているのではないだろうか。


それに、二つ目の「自分の気を引き締める」?

おいおい、そんなこと言ってる暇あったら周り見回してみろよ。

授業中だっていうのに眠りこけている奴やら、携帯をいじっている奴。

気、緩みすぎじゃねーか。


だからさ、この授業を始める前の「礼」ってのはいらないと思うだ。


――――――――――――――――――――


「で、つまり何が言いたいかっていうと、あんな不真面目な生徒がいるから、授業を一回や二回、課題の一つや二つやってこなくてもどうこう言われることはないかと…」


「問題ありまくりだ、この大バカ者が!」


えー、本日は職員室のわれらがクラス顧問、田中英俊先生の机の前より物語が始まります。


「だ、だって、先生が言ったんじゃないですか、『課題をしてこなかった理由をいえ』って!」


「だからと言ってそんな屁理屈を言うやつがどこにいるか!」


「え、俺○イルのヒッキーとか」


「それは物語じゃないか!」


「せんせい、物語である私たちがそんなことを言っては本末転倒だと思います!!」


ー閑話休題ー


「ったく、テストの成績はいいのに何でこんなに問題ばかり起こすんだよ…」


「いや、俺だって起こしたくて起こしてるわけでもないし、それほどの問題児でもないと思うんですが…」


確かにたまに提出物を出さなかったりするけど、思い浮かぶような問題もそれだけだ。

ーあぁ、そういえばあれもあったか?ー


「ったく、自習の時覗いてみればお前は本を読んでいるしまともに勉強すればもっと成績は上がるだろうにもったいない」


「べつに、今行きたい大学の判定はちゃんとAもらってますよ?」


「おまえならもっと上の大学も目指せるっていう意味だ。

…まぁいい、今回の分に関してはあとで追加の宿題だしとくから、それと一緒に来週までにもってこい」


「えぇー、まじっすか!?」


「まじだ。ったく、これからお前のためにプリント作らんといかんと思うとわしだって頭が痛くなるわ!」


「なら、そんな考え捨ててしまいましょう!そしたら二人そろってwin-winですよ」


――――――――――――――――――――――――――


「で、兄ちゃん、それが追加の宿題ってやつ?」


「あぁ、くそっあの教師無駄に張り切りやがって…」


「まったく、お兄ちゃんが悪いんだから素直に受け取っとけばよかったのに」


「いや、お兄ちゃんは思うわけだよ、今の社会は自分の考えを言える人が求められてるだろ?そういうの大事にしないといけないなって」


「なにその屁理屈…」


「屁理屈言うな。ちゃんといた言い訳だ!

まぁ、とりあえず今日からコツコツやっていきますかね」


「へぇ、意外。てっきりまたさぼるかと思ってたのに」


「いや、なんか俺もあの教師にいらついてきたから、あえてここはやってやる」


「ほんと、兄ちゃんの価値観の基準がよくわかんないよ…」


「兄はいつだってスペシャルだからな」


「そんなんだからクラスの人たちから変人って呼ばれるんだよ?」


「なんでお前がそのあだ名知ってる…」


「私の友達がそのお兄ちゃんのそのまた友達に聞いたんだって」


「なにその連絡網。おまえ情報屋にでもなんの!?」


「そんな中二病的なものにわたしはならないよ!?

まぁ、宿題頑張ってね。晩御飯は代わりに作ってあげるから」


「おー、幸ありがと~。ほんと、持つべきはできた妹だな!」


「はいはい、お世辞はいいからさっさと宿題かたずけてこい!」



――――――――――――――――――――――――――――

「おわったぜ――――!!」


「おー、おつかれさま、お兄ちゃん」

晩御飯ができる前に何とか追加の課題だけは終わらせて一階にもどると、幸はいまだにキッチンで作業をしていた。


「幸、腹減った!飯まだ?」


「んー?そろそろできるよ」


と、いうわりには何かを作っている感じのにおいが全くしてこない。

フライパンか何を使うのかはわからないが、まだ油も注いでないみたいだ。


「なにつくってるの?」


「カレー」


「レトルトか」


「準レトルトです」


と、幸が顎で示した先にあったのはカレールーの元。


「おいおい、そんなものでこの兄が納得するとでも思っているのか!?」


「なに、カレー食べないの?」


「食べる食べる♡もー、超カレー大好き!幸、結婚しよう」


「んー、あと五年ぐらいあとの彼女いない歴=年齢の兄だったら考えてあげる。

まぁ、考えるだけ考えてもちろん断るけど」


「ちょと、ほんの冗談で言っただけでそこまで俺をディスルのやめてくれない!?」


「うっさい、今料理中だからあんま構ってくんな!」


―――――――――――――――――――――――――――――――

二人そろってカレーを食べ、食器を二人で洗っているとふと幸が話題を振ってきた。


「そういえば『おわったー』っとか言ってたけどそんなに宿題少なかったの?」


「んー、少なかったといえば少なかったかな。

あのクソ野郎、問題数少なくしてすっげ―難しい問題ばかり選んで出してきやがったからすぐに終わった」


「はぁ、なんでこんなに頭いいのに兄はバカなんだろう…」


心底あきれたような顔をする我が妹。

しかしその手元は一切の狂いなく、食器についた水滴を拭きとっている。

ちなみに、食器を洗剤で洗って水で注いでいるの俺です。


「安心しろ幸、お前はこの兄と同じ血を受け継いでいるのだよ」


「それ、マジ私の人生の中で最大の汚点なんだけど」


「ば、それひどくね!?」


「だってさ、考えてみてよ。学校でお兄ちゃんの妹だってだけで変なうわさされるんだよ?」


「いや、お前学校違う上にそもそも去年から学校行ってねーじゃん」


「いや、まあ学校違うのはそうだけどちゃんと学校毎日言ってるよ!?」


「え、おまえ学校行ってたの!?」


「いってます!

通信制の学校だからほとんど行かなくてもいいってだけ!!」


「あー、そっかそういえばそうだったな」







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