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#13〔精鋭召喚〕
SFの日間ランキング1位に作者は震えています。
1位の感謝を込めてあげることにしました!
なるべく強いものを!
出てきたのは俺とあまり身長の変わらないが、俺より横に大きいコックローチであった。
「重戦士、コックローチファランクス。馳せ参じました」
眷属召喚において、職業を授ける前にすでに有している者が存在する。
天職を授かったもの、精鋭召喚と呼ばれ、戦闘能力も高い。それが目の前にいるコックローチのことであるのは理解できるだろう。
「早速だが大一番だ。あそこの賢狼、1人で10秒、行けるか?」
「えぇ、勿論です」
「なら頼む」
ーーーーーーーーー
誰も居なくなった草原を前に、賢狼グレイは戸惑っていた。
逃げた——のか?
しかし、あんなに仲間を鼓舞していたが。
それにしても肝心の仲間もどこに居るのかわからなかった。
隠密か?儂を欺けるほどの?
それとも小さすぎて見えなかったか?まぁ。だとしたら問題はあるまい。
だって賢狼が小さき者に負けるはずがないから。
賢狼は賢い。賢いが故に、常識という枷に囚われ過ぎていたのだ。
蟲が賢狼に勝てるはずがないーーと。
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