表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/44

#10〔街〕

どこかもわからない場所を進む。まぁどこであっても正直問題ないんだが。


「あっ!!」


街だ。人間の街が見えてきた。


まぁこの大きさじゃ入れないんですけどもね。


「コックローチエージェント。出てこい」


コックローチエージェントを5匹出す。


「あの街に入って調査してこい。指示は随時出すからな」


「「「かしこまりました」」」


通常のコックローチよりも小さいコックローチエージェントは、さながら調査に最適である。


5匹を見届け、再び歩みを進める。

眷属はいざとなれば強制的に転移で主人のところまで呼び寄せることができるので、あの5匹も安全だ。


少し進むと、蔦が茂った森——というよりは樹海についた。


ウルフか。


その樹海で最初にあったのはウルフだった。


石の剣で行けるか?


そんな不安を覚えつつ、亜空間からイチーザを含む10匹のアサシンコックローチと5匹のコックローチメイジを出す。


「コックローチメイジ、全員の攻撃にバフを掛けてくれ」


「「「はっ!」」」


バフをかけ、それぞれ配置につく。準備は万端。


そして右手を上げる。それぞれ飛び掛かる。


気付いた!?

ウルフは1匹のアサシンコックローチに狙いを定め、右足を振りかざした。

しかしそれがかわせないはずもなく、優雅にかわしたアサシンコックローチはそのまま前進し、喉元を狙おうとする。


そしてウルフがそれを阻止しようとしたところに、腹に、背に、他のアサシンコックローチと俺が持つ短剣が刺さる。


ウルフは何が起こったのかわからないと言った表情のまま絶命した。


ふむ、一応警戒はしてみたが、5匹も居れば大丈夫そうだ。


疲れた俺は、狩りをするなら5匹以上で、と言う命令を出してログアウトした。

評価、ブクマお願いします!

今日はまだ更新するのでお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ