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モンスター4
なるほどね……
『だから、君たちには
僕は、何もしないんだ
君は、僕を殺そうとしないでしょう?
というより、逆に僕を助けてくれた
ありがとう』
ウサギは俺の方を向き
ミュミュと鳴いた
「壱さん、さっきからずっと
黙ってますけど
大丈夫ですか?
身体に何かあったんじゃないですか?」
「いや……
何もない……」
あれ
レムナが、そんなこと言ってるってことは
まさか、俺と俺の前にいるウサギの会話は
聞こえなかったのか?
「レムナ、ウサギの声
聞こえるか?」
「聞こえませんけど
それが何か?」
「いや、いいんだ
変なこと言ってごめん」
やっぱり、俺だけウサギの声が聞こえるんだ
『君だけじゃないよ
実はもう一人いたんだ
過去に一人だけ僕と話が出来た人が……
ま、普通の人は僕の声は聞こえない
みたいだけどね……』
そうなのか
過去に一人だけ
俺みたいに話せた人がいたんだ
『君にあげるよ
何かあったら僕の名前を呼んで
僕の名前は、ノエル』
そうウサギが言い終わると同時に
俺の左手が光った
光が収まると俺の薬指に指輪が
はまっていた




