第080話 今日は静か
> 【第七支部 覚知記録】
> 覚知 ── 十月二十六日 七時十二分。
> 入電 ── 代表番号。発信地 ── 旧市街 三丁目。
> 第一声 ──「今日は静か」
> 出場 ── なし。
「今日は静か」
尾花律子は用紙を引き寄せた。分まで書いて、秒は書かない。
「はい、鳴瀬市消防指令センターです」
「武藤です。武藤とうふ店の。今日は静かですね、そっち」
「静かです。今の当直に入ってから、一件も入っていません」
「あのね、訊きたいことがあって」
「はい。伺います」
「秋のポスター、うちの店に貼るやつ。あれ、いつまで貼っとくんですか」
尾花は用紙の右の欄へ、照会、火災予防、と書いた。書いてから、線を一本引いた。
「十一月の十五日までになります」
「そんならまだ先だ」
「はい。まだ先です」
「悪いね。急ぎじゃないのに掛けて」
「急ぎでないご用は、この番号で合っています。急ぐ時は、百十九番へ掛けてください」
尾花はそう言った。三年、この二つを分けて言い続けている。分けて言うのは、掛けてくる人のためではない。分けなくなった日に、両方が同じ番号へ来ることになるからになる。
「分かってますよ。三年、教わってるから」
「はい」
「今日は静かだね」
二度目になる。武藤は、同じことを二度言う人ではない。
尾花は書かなかった。書く欄が無い。
用紙には、覚知の時刻と、発信地と、第一声と、右の欄がある。右の欄に書くのは、掛けてきた人が言った中身になる。掛けてきた人が二度言ったかどうかを書く欄は、三年、作られていない。
「切りますよ」
「はい。ありがとうございました」
尾花は枠を見た。八つのうち、光っているのは一つになる。
切れたあと、その枠が消えた。三年、切ったあとに残るものは無い。
この一件が、この日の一件目になる。
一件目が七時十二分に入る日は、めずらしくない。めずらしいのは、その一件が急ぎでないことになる。三年で、一件目が急ぎでなかった日は十一日ある。十一日とも、その日のうちに急ぎが入っている。
*
十月二十六日の三階は、窓を細く開けていた。十月の終わりで、朝の気温は九度になる。
武藤とうふ店は七時十分に置いていく。十月は五丁になる。武藤は数える時、一丁ずつ声に出す。一、二、三、と来て、四だけ「四つ」と言い、そこから五へ戻る。三年、誰も直していない。棚の上の紙は、まだ読めない。九か月目に入った。
置いていってから二分で、電話が鳴った。三階に置いて、店へ戻って、そこから掛けている。
置きに来た時に訊けば済む。訊かなかったのは、置きに来た時にはまだ思い出していなかったからになる。思い出すまでに二分掛かる人が、この街には何人もいる。
寺尾剛は椀を六つ並べていた。並べてから、六つ目に湯を先に入れる。
「まあ待て。今日は冷える。器を先に温めとく」
二文で言って、寺尾は残りの五つにも湯を回した。回してから、一度捨てる。捨てた湯は、流しの縁に湯気を残す。残った湯気が、十月の終わりの三階で一番温かいものになる。
灰谷蒼汰は索を膝の上に広げて、端から端まで指で送っていた。三年、出る前に必ず一度やる。
出る予定が無い日も、やる。予定が無い日というのは、この仕事には無い。無いのに、その日の朝だけは、そう見える。
「索は四本、乾いています」
言ってから、二本目の端の輪を指で開いて、また閉じた。九月の山で付いた土は、まだ端に残っている。
落とさないと決めた土を、この人は毎回、指で確かめる。減っているかどうかを見ている。三年、減っていない。
七尾ひかりは酸素の残りを見てから、七つ数えた。七つで戻る。数え終わってから、袋の中を上から順に並べ直した。
桐島奏が、その横で同じ順に並べていた。並べ終わってから、袋の口を三度確かめる。
三度目に底を確かめるところで、ひかりが手を止めた。止めてから、自分の袋の口を閉じる。閉じる音が、三階でこの日、一番大きい音になった。
「桐島さん。今日は、順番を口に出してもらえますか」
「はい。名前、痛いところ、行き先。歩ける人は行き先を先に」
「その次は」
「持ち物です。置いていく人はいません」
「合っています」
合っている、と言われるのは、この人にとって三度目になる。三度とも、日付を覚えている。覚えていることを、本人は誰にも言っていない。訊かれていないからになる。
逢坂澪は受信席の裏にいた。机の上に、図が一枚も出ていなかった。
出す図が無い日は、三年で四度目になる。四度のうち三度は、雪の日だった。雪の日は市内の車が止まる。止まった日に、何かが起きた例が無い。
この日は雪ではない。晴れていて、風が無い。晴れていて風の無い日に何も起きないのは、これが初めてになる。
澪は、市の図を出さないまま、指を机の縁に置いた。机の縁は、三年で同じところだけ塗りが薄い。
久遠寺修司が掲示板の前に立っていた。未着累計の欄には、一と書いてある。三月の終わりから動いていない。
「今日は」
「一件です。武藤さんの照会だけになります」
澪はそう言った。言ってから、指を机の縁へ置いた。線を引く前の癖が、引く線の無い日にも出る。
火群迅は自販機の前にいた。一番下の段を押す。理由を言ったことがない。缶を取って、指の腹で口を一度拭いてから開ける。
覚知の音は、鳴らなかった。鳴らないまま、午前が終わった。
午前の間、六人は誰も外へ出ていない。出る用が無いからではない。出ていると、二分ぶん遅れることになるからになる。
*
地下三層は、朝から灯りが全部点いていた。
五機が並んでいる。二週間、順に傷を持ち越してきた分が、この日でいっぺんに空く。
直せる枠は二つしかない。二つずつ順に回して、二週間で五機を一巡した。一巡し終わる日に何も起きないのは、三年で初めてになる。
一巡し終わっても、五機とも新品には戻らない。戻るのは、次に出せるところまでになる。出せることと、傷が無いことは、別になる。
宮ヶ瀬佳代が盤の前に立っていた。腕の内側の時計を見る。二十九時間になる。
「宮ヶ瀬さん。今日、直せる枠が二つとも空いてます」
佐波悠がそう言った。上がってこないで、地下から言った。
「二つとも空いています。空いた日に合わせて作れるものは、まだありません」
宮ヶ瀬は逆から言う。出来ていることを先に言わない。
言ってから、宮ヶ瀬は工具の並びを端から端まで見た。見てから、三本目の位置を一つずらした。
ずらした理由は、誰にも言わない。三年、この人は月に一度ずらす。ずらす幅は、いつも指一本ぶんになる。一年で十二回ずらして、元の位置には戻っていない。
戸倉がクレーンの四本目のアウトリガーの受けを外していた。外してから、半拍の分だけ削る。
「今日も半拍でした。昨日と同じところです」
「同じところです。同じところを消す削り方は、まだ分かっていません」
戸倉は削る手を止めなかった。三年、この受けを削り続けている。削った分の粉を、毎回、同じ缶へ入れている。缶は八分目まで来た。捨てる日を、この人はまだ決めていない。
梅木がウイングの尾の留めを持ってきた。持ってきてから、床へ置かずに手で持ったままでいる。
「置くと、また鳴るところが変わります」
「変わります。置いても変わらない留めは、まだ作れていません」
速水が湾岸の中継の表を持って入ってきた。入ってきてから、扉の手前で一度止まって、持ち直した。
「三丁目、生きてます。あ、いえ、生きてるのは中継で、拡声器は一個落ちたままです」
「落ちたままです。落ちない付け方は、まだ作れていません」
須永が伝票を三枚持ってきた。三枚とも、市の側から来た紙になる。
「拡声器の向きの件、市から返事が来ました」
「来ました。返事の中身は、まだ来ていません」
五人が、それぞれの手を止めなかった。止めないまま、宮ヶ瀬の言い方を五回続けて聞いた。
三年、この言い方は変わらない。変わらないので、誰も数えていない。
数えていたのは佐波で、去年の春で止めている。止めた時の数は、四百十一になる。四百十一のうち、作れたと言った回は零になる。
宮ヶ瀬が上へ上がった後で、佐波が戸倉に言った。
「あの人、四百十一回、作れてないって言いました。四百十一回とも、次の日には形が変わってます」
「本人に言え」
「言いません」
それで終わった。戸倉は削りかけの受けを台へ戻して、角度を一度だけ変えた。
*
午後の一時から、地下二層で訓練をやる。
月に一度、回線の空いている時間に組む。空いていない月は、飛ばす。三年で、飛ばした月が七回ある。
この日は空いていた。空きすぎていた。
訓練を組むのは久遠寺になる。組む日は、その朝に決める。決めた理由を、この人は三年で一度も言っていない。
三十六回組んで、三十六回とも、朝の八時までに決めている。それを過ぎて決めた日は無い。決まらないまま昼になった月は、飛ばす月になる。
「急報 ── 出場!」
> サイレン ── 起動。〈火群 迅〉。応答、確認。
> サイレン ── 起動。〈逢坂 澪〉〈灰谷 蒼汰〉〈寺尾 剛〉〈七尾 ひかり〉。応答、確認。
「急報 ── 通報!」
奏がダイヤルに指を入れた。一を回して、指を戻す。もう一度、一を回す。三度目に、九を回した。
> サイレン ── 着信。〈桐島 奏〉。応答、確認。
> ── 回線、残り 二本。市内 受信可能 八。
二本になった。訓練でも、街の側の本数は同じだけ減る。減った分を返す方法は、訓練の途中には無い。解くしかない。
減らしたまま一時間やる。一時間のうちに一件も入らなければ、この日は誰にも迷惑を掛けていないことになる。
入るかどうかは、やってみないと分からない。分からないまま毎月やっている。三年で、訓練の一時間に入電があった回は九回ある。九回とも、途中で解いて出た。
解いて出るまでの時間は、平均で十四秒になる。数えているのは尾花で、その数字は誰にも渡していない。
渡していないのは、訊かれていないからになる。訊けば出る。三年、誰も訊いていない。
迅は右手を耳の高さへ上げた。掌を外へ向ける。五人が続けた。
この形だけは、訓練でも省かない。省く理由が無いからになる。道具も広さも要らない。要らないものは、忘れる方がむずかしい。
誰も見ていない地下二層で、六つの掌が同じ高さに並んだ。並んだ先には、誰もいない。
> 水を持ってく、火の現場 ─── サイレンレッド!
> 声を持ってく、知の現場 ─── サイレンブルー!
> 綱を持ってく、高の現場 ─── サイレンイエロー!
> 梁を持ってく、圧の現場 ─── サイレングリーン!
> 息を持ってく、生の現場 ─── サイレンピンク!
> 名を持っていく、影の現場 ─── サイレンゴールド!
>
> 特別災害対策機構、第七支部 ──
> 呼ばれたら、鳴らして、行く!
> 急報戦隊、サイレンジャー!
声が地下二層の天井で二度返った。二度とも、六人が自分で聞いた。聞いた声は、現場で出す時より半音低い。低いのは、天井が近いからになる。
訓練でも全部言う。途中で止めたことは、三年で一度も無い。
組んだのは、崩れた建物の中から人を出す想定になる。中身は毎月変える。同じものを二度やると、体が形だけ覚える。覚えた形は、現場で一度も合わない。
寺尾が、床に置いた鉄の枠を持ち上げて、途中で止めた。止めた形が、崩れかけた梁になる。
「まあ待て。この形は、あと十秒で落ちる。数えろ」
二文で言って、寺尾は枠を支えた。支えているのは寺尾一人になる。
蒼汰が索を柱へ取った。取ってから、二重に回す。
「上、任せろ。十秒です」
張った索が、枠の上を通った。通した先で、落ちる分が索に当たって止まる。止めた索を、蒼汰は数を数えながら見ている。十まで数えると、想定では落ちることになっている。
ひかりが枠の下へ入った。入ってから、袋の中の人形を引いた。人形は、体重が同じだけ入っている。
「引きます。頭の側から」
引いた。引いた先で、枠が二センチ下がった。
「下がれ」
寺尾がそう言った。支えている側から言った言葉になる。
迅は下がらなかった。
下がらずに、枠の脚の側へ回って、掌を当てた。当てた掌に、下がる分が伝わってくる。
二センチが、そこで止まった。止まったところで、寺尾が支えている腕の角度が変わった。変わった分だけ、寺尾の側が楽になっている。
訓練は、そこで一度切れた。誰も何も言わない。
人形は、枠の下から出ている。出た人形の頭の側に、ひかりの手が掛かったままになる。掛けたまま、動かしていない。
人形には、名前が書いていない。書く欄はある。三年、誰も書いていない。書くと、扱いが変わることになる。
寺尾が枠を下ろした。下ろしてから、掌の砂を払う。払った砂は、地下二層の床の同じ場所に溜まっていく。三年で、そこだけ色が違う。
「まあ待て。今のは、下がる場面だ」
二文で言うところを、一文で止めた。二文目が来ない。三年で、この人が一文で止めたのは四度になる。四度とも、二文目に理由が入らなかった回になる。
迅は何も返さない。返さずに、枠の脚をもとの位置へ戻す。
戻してから、もう一度同じ形を組んだ。二度目も、下がらなかった。
誰も咎めない。咎めないまま、三度目に移った。
地下二層の隅で、戸倉が見ていた。見てから、手帳へ何かを一行書いた。
書いた行の頭に、日付が入っている。前に書いた行の日付は、七月になる。
七月に書いた行と、この日書いた行は、同じ長さになる。同じ長さの行が、手帳の中に何行あるかを、この人は数えていない。数えていないのは、数えると意味が出るからになる。
*
三階の食堂で、六人が揃った。十月の椀は、五丁分になる。
寺尾が六つ目の椀を最後に置いた。置いてから、湯を足す。
久遠寺が入口から入ってきて、七つ目の椀を自分で出した。出してから、立ったまま食べる。三年、この人は座らない。
宮ヶ瀬が地下から上がってきて、椀を受け取った。受け取ってから、腕の内側の時計を見ない。食べている間だけ、見ない。
尾花律子だけが受信席に残った。残ったまま、椀を膝の横へ置いている。膝の横は、受話器を取る手の反対側になる。三年、置く場所が変わっていない。
六人が食べた。武藤の豆腐は、切り口が今日も揃っていない。揃っていないのは、包丁が古いからになる。
澪が椀を持ったまま、空いた机の上を見ていた。図が一枚も出ていない机になる。三年で、この机の上に何も無い時間は、合わせて四時間ほどになる。四時間のうちの一時間が、この日に入っている。
蒼汰が索の二本目の話をした。誰も聞いていない。聞いていないのに、最後まで話す。
奏が、その話に一つだけ質問をした。質問したのは、この三か月で初めてになる。
「灰谷 蒼汰さん。落とさないと決めた土は、いつ落とすことになりますか」
「落とさない」
「落とさないままですか」
「落とさない」
蒼汰は二度同じことを言った。言ってから、索の端をもう一度指で送った。
奏は頷いた。頷いてから、自分の椀を持ち上げた。持ち上げてから、豆腐の切り口を一度見る。揃っていない切り口を、この人は毎回見る。
見てから、何も言わずに食べる。三か月、そうしている。
迅が三口で食べ終わった。食べ終わってから、二人目が食べ終わるのを待つ。
この日は、二人目も、三人目も、六人目も食べ終わった。
食べ終わった日は、三年で三度目になる。一度目は二年前の冬で、二度目はこの夏の川になる。三度とも、汁が冷めきる前に終わった。
誰も、そのことを言わない。言わないまま、六人が椀を重ねた。重ねた椀を洗うのは、この日は寺尾ではなかった。重ねた順番は、食べ終わった順になる。
迅が缶を買いに一階へ下りた。下りた先の通りの向かいに、傘が立っていた。
十月の夕方で、雨は降っていない。それでも、その傘は開いている。
差しているのは〈遠慮〉になる。
傘の下には、誰も入っていない。通りを渡ってこない。渡ってこないので、支部の側からは何も起きていないことになる。
「ご迷惑ですから」
声はそう言った。誰にも向けていない。
言ってから、傘の柄を持ち替えた。持ち替えた先で、傘が支部の側へ二センチ寄る。
寄っただけで、通りは渡らない。
渡らないまま、北へ歩いていった。歩いた先の舗装に、足跡が残らない。
迅は缶を買った。一番下の段を押して、取り出して、指の腹で口を一度拭いてから開けた。
開けてから、通りの北を見た。もう何もいない。
通りの向かいの舗装は、乾いていた。傘が立っていた場所も、そのまわりも、同じ乾き方になる。
この日、この街で何も起きていない。
起きていない、というのは、こちらへ掛かってきていない、という意味になる。掛かってきていないことと、起きていないことは、同じではない。
同じではないことを、六人のうち誰も口に出さない。口に出す欄が、何処にも無い。
*
夜の二十二時になった。
尾花律子は用紙を数えていた。この日の分は、一枚だけになる。
一枚の右の欄には、照会、火災予防、と書いてある。線が一本引いてある。線を引くのは、確かめの取れた欄になる。
三年で、一日の用紙が一枚だけになったのは、これが初めてになる。二枚だった日は四日ある。四日とも、二枚目が急ぎだった。
尾花は、その一枚を綴じた。綴じてから、次の一枚を出す。
出した一枚には、まだ何も書いていない。書いていない用紙を机に置いたまま、この人は八つの枠を見る。三年、見る向きが変わっていない。左から右へ、二度見る。二度目に光っていない日は、一度目にも光っていない。
八つの枠は、二十二時から一つも光らなかった。二十二時から二十三時まで、何も鳴らない。二十三時から日付が変わるまでも、同じになる。
その間に、宮ヶ瀬が地下から上がってきて、受信席の後ろを一度通った。通っただけで、何も言わない。
通ったあと、宮ヶ瀬は腕の内側の時計を見た。三十七時間になる。
久遠寺が掲示板の前に立った。未着累計の欄の、一を見ている。
三月の終わりから動いていない数字になる。動かないまま、七か月経った。
動かない日は、静かな日と同じ形をしている。同じ形をしているだけで、同じではない。
一の中身は、去年の春の一件になる。取れなかった一件が、七か月、その欄に立っている。立っている間、この街では二万件近くが取れている。
誰も、そのことを言わない。
日付が変わった。変わってから四分で、二本目の枠が光る。
尾花律子は受話器を取った。取る前に、書いていない用紙を手前へ引き寄せる。三年、この順番が変わらない。
> 【第七支部 出場記録】
> 臨場 ── なし。所要 ── なし。
> 保留 ── なし。
> 未着 累計 ── 一。
> 出場 ── 本日 零件。三年で初めてになる。
> 覚知 ── 一件。内訳 ── 照会 一。
> 訓練 ── 十三時から一時間。回線 六本 占有。占有中の入電 ── なし。
> 整備 ── 五機とも 修理 完了。持ち越し ── なし。
> 市内 この日の入電 三十一件 ── 第七支部への転送 なし。
> 本件、処理 ── 完了。
> ── 入電。




