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冒険者ギルド

「着きました!迷いの森入口の街カナエルです。では、このまま冒険者ギルドに向かいましょう。メルル、馬車を屋敷に戻しておきなさい。」


「わかった。」


「では、エドワード様。こちらです。」


俺はこの商人に付き従ってギルドへ向かった…。というか、この人の名前知らなくね?


「恐れ入りますが、お名前をうかがってもよろしいですか?」


「これは失礼!私、商会を率いておりますエルシャドールと申します。これからよろしくお願い致します。」


「こちらこそ。」


聞くところによれば、エルシャドールさんは王都に屋敷を持つ有力な商人らしい。そしてこの街はエンドアナ王国の辺境の地にあたるんだとか。


入国とか大丈夫かなとおもったが、王国を中心としてニ十数カ国で同盟を組んでいるんだとか。人類同盟国家連合っていうらしい。魔王軍と戦うために人類一致団結するために結ばれたんだとか…ふ〜ん。


じゃあ…俺なんで呼ばれたんだよ。もしかして…無許可召喚とか?だとしたら最悪だな。


俺が悩んでいるとエルシャドールさんが立ち止まった。


「さぁ!着きましたぞ。こちらがこの村の冒険者ギルドです!」


顔を上げるとそこにはゲームやアニメに出てきたような古めかしい建造物があった。

どう見ても異世界言語だけどスキルのおかげでその言葉の下に日本語で翻訳した内容が表示された。


『冒険者ギルド』


そうかい…。便利なことだな。俺はエルシャドールさんに連れられて中へと足を踏み入れた。


中々に大きな村だったこともあり、ギルドのロビーには何人かの冒険者がざつしているようだった。エルシャドールさんは知られているのか、風呂掃除会釈されている。


「ミーヤ。悪いがお父さんを呼んでもらえるかい?」


「エルシャドール様。そちらの方は何方ですか?」


「こちらはエドワード様だよ。ここに来るまでに旅ゴブリンの群れに襲われてしまってな。ここまでかと思ったときにこの方に救って頂いたのだ。一瞬で数体のゴブリンの首を落とした早業!まるで物語の勇者をみているようであったわ。」


「凄い熱量ですね。流石あの馬鹿親父のご親友。暑苦しい。」


バシッ!大きな音がした。俺の目の前ででっかい男にミーヤとかいう受付嬢が叩かれたのだ。


「仮にもギルド長であり、親でもある俺に馬鹿親父はねぇだろうが。」


「うぅ…」


「お前さんらが変わらんようで安心したわい。久しぶりだな…ゲイル。」


「おお。よく戻った。エルシャドール。そこのあんた、よくこいつを助けてくれた。感謝する。名を聞かせてもらえるか?」


「エドワードという。しがない傭兵だ。」


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