盗賊の極意《スキルハンター》について
幻影旅団団長。
クロロ・ルシルフルの能力、“盗賊の極意”。
簡単に言うと、『他人の念能力を盗む』能力。
能力の制約条件さえ守れば、盗んだ能力を使えるようになる…という恐るべき能力である。
戦う相手と場所と時間を自分が選ぶことができる状況なら、戦う相手の能力をメタる能力を集めることで完封することが可能な能力。ほぼチートと言って良い。
ただチートな分、制約条件が多く扱うのが難しい能力でもある。
●盗賊の極意の発動条件
1自分で、実際に対象者の能力を見る。
2対象者に、その使った念能力について質問して、対象者がそのクロロの質問に答える。
3具現化した本の表紙の手形と対象者の手のひらを合わせる。
4これら1~3までの作業を1時間以内に行う。
そして、盗んだ能力を自分で使う場合は、
A具現化した本を右手に持つ。
B使用する能力のページを開いたまま戦う。
C同時に2つ以上の能力を使うことは出来ない。
D本を閉じると能力も消える。
E 能力を盗んだ相手が死んだ時点で、その能力は本から削除され使えなくなる。
後にクロロは、“栞のテーマ”という能力で『具現化した本を服のポケットに入れたまま2つの能力を使える』ようになったが、それでも盗賊の極意を使いこなすのはかなり難しい。
そもそも、
1〜4の時点で能力を盗む為には
『まず、相手を倒す』ことが前提条件となる。
つまり、使用者本人が“そもそも強いこと”が前提条件となる。
しかも、Eの条件があるので
『能力を使うためには、能力を盗んだ相手を延命させなければならない』。
つまり、“他者との連携”が前提条件となる。
なぜこんな能力を…
●クロロが盗んで使える能力の限界
『もし、クロロがフランクリンの
“俺の両手は機関銃”を盗んだらどうなるのか?』
つまり、
クロロが使う“俺の両手は機関銃”は、フランクリン本人と同じ破壊力を出せるだろうか?
…おそらく無理だろう。
自らの指を切り落とす…という過酷すぎる制約条件と引き換えに、フランクリンの俺の両手は機関銃は機銃並み(×10)の威力を出せているので、
俺の両手は機関銃をクロロが盗んだとしてもそれほどの威力にはならない気がする。同様のことは、ウボォーギンの“超破壊拳”や、マチの“念糸縫合”にも言える。
過酷な制約条件や、能力者本人の体の頑丈さや、長年かけて培ってきた技術を前提とする能力は、盗んでも使いこなせないので意味はないだろう(ゼノの“龍頭戯画”や、ネテロの“百式観音”も同様)。
【総括】
“盗賊の極意”とは?
・盗賊の極意は制約が非常に多い。でも『型に嵌めれば強い』。
・“盗賊の極意”は、盗んだ能力を確実に使いこなす為には『《《仲間との連携が不可欠な能力》》』。
・必然的に『制約が比較的ゆるい“具現化系・操作系・特質系”の能力』がメインターゲットとなる。“瞬間移動の放出系”とか“自己回復の強化系”なら、制約次第で使えるかも…くらい。
盗賊の極意は、『クロロ以外の人には使いこなすのは無理』な能力だと筆者は思う。
というよりも、盗賊の極意の制約条件を改めて確認すると、他人の能力を盗んでクロロ自身が強くなる為の能力とは一概には言えないので、元々戦闘とは別の目的で作った能力だと思われる。
クロロの能力“盗賊の極意”は、色んな意味で“The特質系”と言える能力である。
もし異世界に行ったとして、メニューオープンで確認した自分の能力が“盗賊の極意”であった場合、
『おそらく途方に暮れてしまう』。




