お久しぶりです
注意!!
これはダークファンタジーです。
「あれ?くらいな」
「松明の炎が消えたんでしょうか」
「マッチ持ってくるよ」
サニーは廊下の方へ向かった。
「にしても暗いなぁ、こんな一斉に火が消えるか?」
サニーは呟きながら棚についた。
「なんだ?マッチ切れか?まずいな、1本もないぞ。」
すると後ろから肩を叩かれ、マッチを渡された。
「あぁ、ありがとう……え?」
後ろを振り向いた瞬間にサニーは突き飛ばされた。
「お前は……何故だ……」
サニーが見た人物は、実に記憶にくっきり残っていたものだった。
サニーはハンマーを構えた。
「なんでいるんだァ!!『蜘蛛女』ァァァ!!」
サニーの叫びで、弓を持ったソウル、ナイフを片手に千咲が駆けつけた。
「侵入されている!!なぜ生きているんだ!!」
「これが蜘蛛女…ちょっと離れせていただきます。
千咲さんは蜘蛛女を引き付けてください。」
「何言ってんだ!?ソウル!!そんな余裕もって戦えるあいてじゃないぞ!!」
サニーは蜘蛛女の足を狙い打撃をし続けた。
「なんだ?こいつ…木製だ!!からくり人形と同じ材質だ!!」
「ソウル!!まだ?こいつ早いッ!!」
「今打ちました」
サニーは目を細める、するとからくり人形の蜘蛛女の関節に矢が刺さっていた。
「動きが鈍い!!」
「関節は全て打ちました、千咲さんは眉間にナイフを、サニーさんはハンマーで胴体をかち割ってください。」
「わかった!!」
2人は素早く間合いに入り込み、トドメをさした。
「あんなに苦労して倒した蜘蛛女を、1人加わっただけで無傷クリア……」
「サニーこそ、蜘蛛女に突き飛ばされて無傷なんて…どんだけ頑丈になってんだよ…」
和やかな空気の時、ソウルが深刻な顔で言った。
「2人とも、悪いですが今から森の奥に向かいますよ。」
「え?」
「この蜘蛛女、からくり人形になってましたよね?つまりこいつは複数体いるということです。
どこで作られてるかは知りませんが、作られている場所を潰さないとずっと追われます。
さっさと支度してここを離れます。」
「でもここに戻れる確率は絶対に無くなるぞ、ソウルはそれでもいいのか…?」
「ここは仮拠点です、それに覚悟は出来てます。
私も、一緒に脱出します、兄の分も脱出します。」
「なら、すごく心強いね。」
「そう言ってもらえて光栄です。」
支度をし、館から3人は出ていった。
しばらくあるくと崖についた。
下にはロープが繋がっている。
「ここから向こうの崖に移動は無理じゃないか?」
「そうだね…ってソウル!?」
ソウルは弓をロープにひっかけ、千咲を抱えてロープを滑った。
「サニーさんもハンマーでやってください。」
「躊躇〜」
サニーは言われた通りにロープを通ろうとした、しかしハンマーを引っ掛けた瞬間、ロープがちぎれた。
「えェェェ!!」
サニーの叫び声が響く中、矢をロープに括り付け、サニーに向かい、ソウルは矢を放った。
(ガシッ!!)
「危なァァァい…」
「しっかり掴んでてくださいよ、サニーさん」
ソウルと千咲はロープを手繰り寄せ、サニーを助けた。
「めっちゃヒュン!!ってした」
「でしょうね」
3人は崖の向こうに進んで行った。
やけに虫たちがうるさかった。




