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4/7

成長

注意!!

本編はダークファンタジーです

千咲とサニーが館に泊まり初めて、2ヶ月が立とうとしていた。

「千咲さん、悪いんですが皿洗いやっといてくれません?」

「あぁ、やっとくよ」

2ヶ月近く泊まっていたので、ソウルとは家族感覚で接するようになった。

「ソウル〜、訓練しようぜ〜」

「またですか、何度もいいますが、私は弓矢使いです。

距離でサニーさんとは勝負がついてしまうので、私はサニーさんとはあまり戦いたくありません。」

ソウルは弓矢を見つめた。

「それに、レプリカとはいえ、弓矢は弓矢、訓練のようなことをするには、危険すぎます。

ところで、千咲さんはどのくらい成長しましたか?」

「……そうとうすごくなったぞ」

「どのくらい?」

「ナイフがレプリカで良かったと思うよ、とにかく素早い。

ただ、俺も千咲に攻撃があたるようになった」

「何勝何敗なんですか?」

「32勝0敗46引き分けだ」

「負けは無い、と…」

「だがなァ、この勝ちは最初の方だから。」

「……やりたくなってきました。」

「来たーー!!」

サニーはウッキウキで訓練場に向かった。

「さぁ!!どこからでも…」

ソウルはすでにレプリカを打っていた

「うぉ!!あっぶないなァ」

サニーは動体視力だけで避けた

「試合はもう始まってるよ?」

「随分な戦闘狂なこった」

サニーは重心を低くし、ソウルに突進の姿勢で突っ込んだ。

(単純な動き、肩を打てば一瞬怯む、まぁレプリカだし、彼の耐久なら打ってもいいでしょう)

ソウルは正確にサニーの肩を狙い、矢を放った。

「オラァ!!」

サニーは放たれた矢を木製のハンマーで振り払った。

しかし

「いでッ!!」

サニーの腹部にもう1発の矢が当たっていた。

「もう試合終わりィ?」

「振り払う動作が見え見えです。

振り払った瞬間に腹部ががら空きになっていたのでそこを撃ち抜きました。」

「もう1回やろーぜー」

「結果がわかったでしょう、私はもうやりません。」

「納得いかん!!」

「私は納得いきました。」

「ちぇ…」

サニーは肩を落とした。

「ソウルー、皿洗い終わったよー。」

「ありがとうございます。」

「皿洗いなら俺もできるぜ?」

「あなたに1回やらせたら、皿が全部割れてたからやらせてないんですよ」

「粉々だったね…」

「そうだったっけ?そうだ、サニー稽古やろー」

「おうよ、この引き分け地獄から抜け出してやらァ」

「私も見学しましょう」

千咲とサニーは位置に着いた。

「私が合図します。」

2人の準備ができた。

(パァン!!)

ソウルは手を叩いた

合図と同時に、千咲は走り出した。

「早いッ!!」

千咲は素早く間合いを詰めた。

「さっすがァ!!」

サニーはハンマーで千咲の足を振り払った。

しかし、千咲は身軽にジャンプした。

「そうすると思ったぜェ!!」

サニーはハンマーの起動を変え、空中にいる千咲目掛け攻撃した。

「はァ!!」

千咲はハンマーの上に乗り、サニーの首すじにナイフを突き立てた。

「勝負あっt」

千咲がいう前にサニーは千咲の手首を掴んだ。

「何ぃぃぃ…」

「離さないぜぇぇぇ……」

サニーはゆっくりハンマーを上に上げ、千咲向かって振り下ろした。

「タンマタンマタンマ!!参ったァ!!」

ハンマーは寸前で止まった。

「勝ちぃ!!」

「ちぇ、あと少しで勝てたのに」

「随分戦えるようになりましたね、千咲さん」

「もう十分かなァ」

「何言ってんだい、まだ実物で勝負してねぇじゃん」

「え?」

「確かに、実際の実力はお互い分からないですね。」

「にしても疲れた」

「さっさと夕食ですね」

「今日何ー?」

「カレーを作ってみました」

「やったァ!!」

千咲達は食卓へ向かった

しかし、サニーには嫌な予感がした。

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