銀河やきにくの夜
最新エピソード掲載日:2026/07/04
ジョバンニ的な少年が、町はずれの焼肉屋でひとり網を見つめている。 網の上の肉汁が星座みたいに光り、煙が天の川になる。 気づくと少年は、銀河鉄道ならぬ「銀河やきにく列車」に乗っている。 停車駅ごとに、カルビ、ハラミ、ラム、ケバブ、生姜焼き、ステーキが出てくる。 ただし、どれも「誰かの思い出の肉」。 最後に出てくる一皿だけ、少年は食べられない。 それは、もう会えない友だちが焼いてくれた肉だった。
この連作の一部です。
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